カオスクライマーの日記

マリオシリーズの話題を主体に記事を書いています。

マリオカートシリーズ ヒストリー オブ デイジー(2003~2023)

マリオカート ダブルダッシュ!!(2003)

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デイジー姫が初めてマリオカートシリーズに参戦したのは、このダブルダッシュから。

この頃から中量級ドライバーであり、ピーチ姫のパートナーキャラとして登場。

50ccまたは100ccのグランプリのCPUライバルは基本的にピーチとペアを組む。

ピーチとデイジースペシャルアイテムはハート。

ライバルからのアイテム攻撃やコース上に落ちているアイテムを奪って自分達のものにする。

ただしボムへいやサンダーやトゲゾーこうらは奪えず、

ハート自体が出現する順位帯も下位となっているため、一概に扱いやすい訳ではない。

フラワーカップの第3コースではデイジークルーザーという彼女の看板コースも登場。

豪華客船の上がサーキットになっているのが特徴で、中盤の動くテーブルの仕掛けが厄介。

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デイジー向けのカートはキューティーフラワー。

トップスピードは高めで加速も平均的。その代わりに重量が低く、弾き飛ばされやすい。

スピードを控えめに加速を重視したピーチのロイヤルハートとは少し使い勝手が異なる。

マリオカートDS(2005)

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前作のダブルダッシュから引き続き参戦。

隠しキャラクターとなっており、50ccのサンダーカップを優勝すると使えるようになる。

中量級で唯一ドリフトに重点を置いた性能でドリフトはよく曲がるが、

重さや加速は決して高くないため、体当たりやアイテム攻撃などによる減速に弱い。

マリオカートアーケードグランプリ(2005)

マリオカートアーケードグランプリ2 (2007)

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2作ともに、レース後の表彰式画面の観客として左端にデイジーが登場。

客席をよく見るとデイジー同様にダブルダッシュ!!で参戦していた

ディディーコングクッパJr.、キャサリンの姿も確認できる。

初代アーケードグランプリではそれに加えて右端にワルイージも客席にいたが、

ワルイージはアーケードグランプリ2でプレイヤーキャラとして進出したため

客席からはいなくなっている。

マリオカートWii(2008)

中量級の隠しキャラクターとして登場。

ゲットできる条件は150ccのスペシャルカップ優勝となっており、前作よりも難しい条件。

今作では中量級キャラでも最も速いトップスピード補正を誇っており、

加えてハンドリングやミニターボの性能も高い。

このため、スピードとドリフトとミニターボに優れたマッハ・バイクやワイルドスターに乗せる事で

長所がさらに伸びてとても使い勝手が良くて速い組み合わせとなる。

とくにデイジー×マッハ・バイクの組み合わせはかなり速く、オンラインでもよく使われていた。

また、本作ではベビィデイジーという赤ん坊時代のデイジーが新たに参戦。

ベビィデイジーマリオシリーズ通しての初登場となる新キャラクターである。

彼女もデイジーと似た特徴を持っており、軽量級としては抜群のトップスピードとミニターボを誇る。

そしてスターカップの第1コースとして新たにデイジーサーキットが登場。

夕暮れの海沿いの景色にさわやかなBGM、

そしてルイージとデイジー銅像ベビィルイージベビィデイジー銅像などが目を引く、

他のサーキットとは一線を画した特徴を数多く持つコースである。

マリオカート7(2011)

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引き続き中量級ドライバーとして参戦。家庭版では4作連続で続投。

150ccのキノコカップを優勝するとゲットできる隠しキャラクター。

前作で速すぎたスピードはさすがに抑えられ、トップスピードがだいぶ低くなったが、

代わりに加速やハンドリングが少し高いという軽量級寄りの扱いやすい性能に落ち着いた。

キノコカップ第2コースとして新たにデイジーヒルズが登場。

広大な山中にそびえる田舎町を走り抜けていくコースで、

後半は巨大な風車を目の前にグライダーで長い距離を飛んでいく。

また、かつてマリオカートダブルダッシュ!!で登場したGC デイジークルーザー

このはカップの第3コースとして再び登場。

スタートしてすぐの左の道が開通して通れるようになった、

原作ではコースアウト扱いだったプールがスクリューを付けて潜れるようになった、

コース後半の地下室が水族館に変わったなど変更点が多い。

マリオカート8(2014)

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マリオカート7と同様、加速およびハンドリング重視の中量級ドライバー。

だが今作では加速性能の小数点切り捨てが存在しており、デイジーの素の加速値は2.75。

そのままでは切り捨てで2になり、重量級と同様に減速後のリカバリーが悪くなってしまうため、

軽いカイトを選ぶなどしてカスタマイズで加速を3以上にする事を心掛けたい。

今作はダブルダッシュ以来に初期キャラクターで、初めからデイジーを使用する事が可能。

また、マリオカートWiiで登場したベビィデイジーが今作から再び参戦。

ベビィデイジーも初めから使えるようになっているが

当時ぶっちぎりの速さで暴れていたためか、スピードが大幅に弱体化された。

マリオカート8 デラックス(2017)

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前作までと同様、やや軽量級寄りの性能の中量級キャラクターとして参戦。

前作で低かった素の加速性能は大きく上方修正されて減速から立て直しやすくなり、

加速の小数点切り捨てもなくなったので、実質的なカスタマイズの幅もかなり広がった。

ベビィデイジーも前作から続投している。

破格のミニターボ性能とグリップ力を誇るが、スピードは致命的に低い。

マリオカートアーケードグランプリDX(2017)

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2017年の6月6日に施行された大型アップデートでついにアーケードグランプリに参戦。

このアップデート以降は最初からデイジーを使う事が可能で、

グランプリや対戦プレイのCPUにも登場する。

マリオやルイージらと同じバランスタイプで、すべての性能が平均的。

非常に安定した走行が可能でクセがないため、基本的な挙動を試したり、

スペシャルカートの性能補正を計る事にも向いている。

マリオカートツアー(2019~2023)

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配信初期から登場しており、レアキャラクターとして参戦。

ドカンから入手する確率は低く、ショップからゲットする場合は3000コインが必要。

スペシャルアイテムはダブルダッシュと同様、ハート。

カートの周りには1つ装備、ライバルの攻撃から身を守るという防御アイテムとなり

アイテムを奪う事はできなくなってしまったが、

防御特化になった分サンダーやトゲゾーなどもハートで防御できるという大きな強みを手に入れた。

ただし、一定時間経つか攻撃を防ぐとハートは消滅する。

2020年10月のアップデート後、デイジーをレベル5以上にするとハートが強化され、

カートの周りに装備されるハートが1つプラスされて防御性能がアップする。

ただし追加された分のハートは短い時間で消えるので注意。

デイジーのコースはリリース初期からマリオカート7デイジーヒルズが再登場していた他、

2022年7月27日のオーシャンツアーからGC デイジークルーザーが景観を一新してリメイクされた。

コース形状はマリオカート7のものに準じている。

さらに2023年5月31日のプリンセスツアーではWiiデイジーサーキットが15年越しにリメイク。

数多くのファンの懸念点であったルイージやデイジー銅像

ベビィルイージベビィデイジー銅像は無事に続投。

コース序盤のショートカットはパックンフラワーの書き割りを壊して入るようになった。

ベビィデイジーもリリース初期から参戦している。

ノーマルのキャラクターでドカンからも出やすく、ショップからは800コインで交換できる。

スペシャルアイテムはシャボン。一定時間シャボンに包まれてフワフワと移動する。

浮いている間はコーナーを鋭く曲がれて、ライバルからの攻撃も一度だけ防げる。

しかし、シャボンで浮いている間は次のアイテムが取れない。

2021年2月のスノーツアー以降、ベビィデイジーをレベル7以上にするとシャボンが強化され、

シャボン状態で移動する時のスピードが速くなる。

2022年10月5日のバトルツアーからは特定の操作で任意にシャボンを割れるようになり、

アイテムボックスが近づいたら割ってシャボン状態をやめれるようになるなど

使い勝手が大幅に向上した。

ちなみにバンクーバーバレー2Rなど大砲がある一部のコースでシャボンを使うと、

大砲で発射されて着陸した後もしばらくものすごい速度でシャボンが疾走していく事がある。

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2019年12月4日にはロンドンツアーでウルトラレア衣装としてサンタ服のデイジーが登場。

このツアーでは初週のドカンのピックアップとしてゲットする事ができた。

サンタデイジースペシャルアイテムはラッキー7

ミドリこうら、バナナ、アカこうら、ゲッソーダッシュキノコ、

スーパークラクション、ボムへいの7つのアイテムをカートの周りにまとい、

使う時には7つのアイテムを一気に使用する。

2020年10月のアップデート後、サンタデイジーをレベル4以上にするとラッキー7が強化、

上述の7つのアイテムにさらにコインが3つ加わり、身にまとうアイテムは10個になる。

ラッキー7でフィーバーする際にも、少しずつコインを稼ぐ事ができるようになる。

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また、2020年5月6日のフラワーツアーではフェアリー衣装のデイジーが登場。

ツアー初週のピックアップとして配信されていた。

フェアリーデイジースペシャルアイテムは従来のデイジーと同じくハート。

2020年10月のアップデート後、フェアリーデイジーをレベル4以上にするとハートが強化、

カートに装備するハートが追加で1つ増えるが、増えたハートは短い時間で消える。

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2020年8月26日の夏祭りツアーではゆかたのデイジーが登場。

ゆかたデイジースペシャルアイテムはファイアフラワー

カートの周りにファイアボールを3つ装備し、ヒットしたライバルをスピンさせられる。

投げて攻撃する場合は3つ同時に発射する。

2020年10月のアップデート後、ゆかたデイジーをレベル4以上にすると、

カートにまとうファイアボールの数が3つ→4つに増える。

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2021年6月30日のサマーツアーでは水着衣装のスイマーデイジーが登場。

スイマーデイジースペシャルアイテムはトリプルバナナ、

カートの周りにバナナを3つ回転させて護身や攻撃に使う事ができる。

スイマーデイジーをレベル4以上にするとトリプルバナナが強化、

装備中の回転速度がアップし、防御性能がアップする。

初めの頃、アイテムフィーバーではトリプルバナナを2組、6バナナまでしか残せず

フィーバー中にばら撒いたトリプルバナナは古い順に消えていくという弱点があったが、

2021年9月のアップデートでこの致命的な欠陥が修正され、

フィーバー中でもより多くのトリプルバナナが撒けるようになった。

2022年7月のオーシャンツアーからは恒常キャラになっている。

2022年4月20日アムステルダムツアーではファーマー衣装のデイジーが登場。

この時、マリオカートDSに登場したドラゴンフライというマシンも復活している。

スペシャルアイテムはハンマー、前方か後方に大量のハンマーを投げて攻撃する。

ファーマーデイジーをレベル4以上に強化すると投げられるハンマーが少し多くなる。

同年10月のバトルツアーからは恒常キャラになっている。

以降はツアーギフトの金ドカンやオールクリアドカンなどで出てくる事もある。

2022年6月29日のバンコクツアーではタイバカンスの衣装のデイジーが登場。

スペシャルアイテムはコインボックス。

前方に大量にコインをまき散らし、それを自分で一気に回収して

コインをがっぽり稼いだりスコア稼ぎに使える。

タイバカンスデイジーをレベル4以上にするとコインボックスが強化され、

ボックスからコイン2枚分の効果を持つあかコインが時折出現するようになる。

ただし主にブーメランフラワーやスーパーこのは持ちのキャラが天敵で、

コインを出している間にそれらのアイテムを使われるとコインがごっそり奪われてしまう。

とくにブーメラン持ちはアイテムが扱いやすくその人数も多いので要注意。

スーパーこのは持ちのキャラも似たようにコインを奪えるので、ブーメランほどではないが脅威。

2022年7月27日のオーシャンツアーではセーラー衣装のデイジーが登場。

この短いスパンで新しい衣装のデイジーが一気に3人も追加された事になる。

セーラーデイジースペシャルアイテムはダブルボムへい

カートの周りに2つのボムへいを装備し、ライバルに当てて攻撃に使う事ができる。

セーラーデイジーをレベル4以上にするとダブルボムへいが強化され、

2つ→3つのボムへいで攻撃できるようになる。

マリオカート8デラックス コース追加パス(2023)

2023年3月9日のコース追加パス第4弾のアップデートによりステータス調整が施され、

デイジーは今まで苦しかったスピードとミニターボがそれぞれ0.25ずつ上がるという

大幅な強化が施され、一気に最強格のキャラクターに返り咲いた。

この時、ベビィデイジーも遅すぎたスピードが0.25強化されている。

代償として7月12日のコース追加パス第5弾の時にデイジーは無敵時間が減っているが、

それ以外の基本性能は第4弾で強化された時のままで以降も十分に強い。

また、マリオカートツアーの時に景観を一新したGC デイジークルーザー

コース追加パス第5弾でハネカップの第2コースとして再登場。

水族館の中に潜むアコヤガイは口を閉じている時に当たってもスピンしなくなった。

そして11月9日のコース追加パス第6弾ではWii デイジーサーキットが登場。

ドングリカップの第3コースとなっている。

マリオカートツアーに準じた景観になっている事に加えて

コース序盤のショートカットの終わり際にグライドボードが追加される、

トンネルを抜けてすぐの所にジャンプ台が増設される、

灯台の急カーブのアウト側にはダッシュプレートが4つ増設されるなど

ツアーまでの時からさらに数多くの追加要素が盛り込まれている。