カオスクライマーの日記

マリオシリーズの話題を主体に記事を書いています。

マリオカートアーケードグランプリDX 2023年夏の最新バージョン特集

2023年7月4日、マリオカートアーケードグランプリDXがバージョンアップ。

今までだったら7月にアップデートされる時はだいたい下旬に施行されていたので、

今回は上旬にアップデートが施行されてけっこう驚いています。

2年半ぶりのバージョンアップに伴って筐体がリニューアルされており、

クッパとマリオが競う立体的なデザインが特徴的なものになりました。

バージョン番号はRev.2.00/JP。外観だけでなく中身だって色々変わっています。

先月の記事でも触れた通り対戦エントリーの画面ががっつりリニューアルされ、

エントリーしているプレイヤーの顔がカメラで映されるようになっています。

顔を映されたくない方は体を左右どっちかにずらして対処しましょう。

バンダイナムコパスポートはこの対戦エントリーでのみ読み込むようになっており、

エントリー画面の後にカードを持っているかどうかを確認しないため、

うっかり待ち時間を減らしまくってカードを読み込み忘れないように!

ちなみに私は既に何度か危うくやりかけています。

続いてキャラクター、今まで隠しキャラだったクッパJr.ワルイージ

ついに初めから使えるようになりました。今バージョンでは2人にNEW表示が付いています。

ただし、対戦プレイやふたりで協力のCPUにはまだ出現していないようです。

でも今までが可哀想すぎたので初めから使えるようになったってだけで安心感がすごい。

ひとまず第一関門は突破ですね。あとは対戦や協力でCPUにも出るのを待つだけ!

あ、そうそう! このバージョンからキャラクター選択の制限時間が

今まで15秒だったのが20秒に拡張されました。

加えて左上のマリオから右下のワルイージにカーソルを動かしていく事が可能になったので、

時間切れで勝手にキャラが決められてしまうという操作事故はこれでかなり減る事でしょう。

代わりにキャラクター性能が見られなくなっており、カート選択に行くまで確認できません。

これじゃあワルイージキングテレサを初見で使う時戸惑いかねないじゃんか。

ちなみに今までクッパJr.を解放していた所はファイアマリオがゲットできるようになりました。

50ccキノピオカップの制覇やタマゴスロットでファイアマリオが手に入ります。

専用アイテムのダブルファイアボールはかなり強力なので大きな力になってくれるはず!

コースはパックマンカップドンキーコングカップの難易度がふつう→むずかしいになっていました。

ただし全国対戦で受け取れるレベルポイントはまだ変わっておらず、

ふつうの難易度のコースと受け取れるポイントが同じのままです。

どちらのカップもあっっっれだけカーブが難しいのに

貰えるレベルポイントがマリオや太鼓の達人のコースと同じなのは割に合わないので、

これから先に上方修正されてクッパJr.カップと同じだけ貰えるようになると良いですね。

今回のバージョンは主に対戦プレイにかなり激しくテコ入れがされていました。

対戦スタート前のカットインがド派手になってBGMも追加された他、

カードなしの対戦で使えるアイテムがトリプルミドリこうら、バナナ、おじゃまフレーム、

アカこうら、ワンワン、タライ、タル、ウニボー、トリプルダッシュキノコの9つに変更。

対戦以外のモードでは今まで通りミドリこうら、バナナ、おじゃまフレーム、

アカこうら、ハンマー、巨大キノコの6つを使う事になります。そこ変えようよ。

プレイヤーが3人以下だった時に出現するCPUが使うアイテムが

トリプルミドリこうら、ワンワン、おじゃまフレームに変わっていました。

そして対戦のCPU、割とシャレにならないぐらいの強さにまで強化されているので、

もうただの人数補助の穴埋め要因ではなくなっている事に気を付けてくださいね。

写真の通り、カットインでのCPUの背景色は

一括で明るい黄色になっているんですが見かけによらないもんなんだな。

これだけでもだいぶ変わった対戦プレイですが、まだ重要な変更点があります。

今回のバージョンから対戦で1人でもバンダイナムコパスポートを使わない人がいると

参加しているプレイヤー全員が上述の9つのアイテムとノーマルカート固定で走るようになりました。

こうする形でカードの有無による実力差をなくしたいって訳か。

コース中のマリオコインも全員の画面で出現しなくなり、カードを使っていたプレイヤーには

対戦後にリザルト画面で対戦ボーナスのコイン50枚を受け取るようになっています。

そのルールで対戦した場合のレース後のコイン受け取り画面はこんな感じ。

対戦ボーナスの50枚と順位に応じて貰えるボーナスが獲得できるコインの合計になります。

バンダイナムコパスポートに保存したアイテムやカートで対戦するには

参加しているプレイヤー全員がカードを使ってプレイする必要があります。

その場合はコース上のマリオコインも設置されるようになります。

ところでトリプルミドリこうらとワンワンの攻撃力が

かなり下がっていた事にはお気付きだったでしょうか? 今バージョンからの弱体化です。

とくにワンワンの攻撃力は今まで比だと2段階も下がっており、悲しいぐらい弱体化しています。

おいタマゴスロットだとスーパーレアの枠なんだろ? どうしちまったんだよ!

アップデートで再強化される事を私は願っています。

全国対戦のチャレンジチャンスやふたりで協力でも

スタート前のカットインにBGMが追加されています。こっちは対戦とは違うBGM。

ちなみにふたりで協力でCPUが使うアイテムは

ミドリこうら、バナナ、ハンマーで今までと変わっていませんでした。

そしてこのバージョン、対戦プレイやふたりで協力を一通り走り終えてリザルトを確認すると

コンティニューを経ずにゲームが終了するようになっています。

という事は前のバージョンで対戦プレイのコンティニュー専用モードだった

ミドリこうら投げ放題がどうなったか、あとは皆さんお分かりですね…?

そう、ミドリこうら投げ放題は2年6ヶ月23日という儚い命に消えたのだ。

…と、ここまで最新バージョンにおける数多くの変更点を見てきた所で、

今バージョン、Rev.2.00/JPにおける最大の問題点を紹介します。ここは酷評します。

この新しいおすすめコースの内訳、はっきり言ってアホです!Ba caです!

鬼畜の所業としか思えません。

ただでさえコースが少なくなっている事によって

対戦プレイの絵図に変わり映えが起きにくくなってしまうというのはあくまで序章で、

激ムズのクッパファクトリーをおすすめに残しているのが一番アウトです。

以前の6コースでも難しすぎるクッパファクトリーが選ばれやすくなっていたのに、

4コースでクッパファクトリー続投だったら余計によく選ばれてしまうだろう!

知らない方向けに説明すると、このクッパファクトリーは

ほぼ終始直角カーブだらけで初めて遊ぶ方にはあまりにも遊びづらいコースなんです。

全14コースの中で一番遊びづらさがMAXなコースをおすすめに入れんな!!

この前の記事でも一度言ったんですけど、

6月の試遊の時点でこの選ばれやすさと難しさに悪戦苦闘している方が本当に多かったです。

家族連れの方もクッパファクトリーの難しさに困っていて心が痛かったんだよこっちは!

以上、唯一にして最大の酷評点でした。今後のアプデでこの内訳はどうにかしてほしいです。

少なくともクッパファクトリーをおすすめにするのだけはマジでやめましょうな!

総括して今夏のバージョンはどうだったか振り返ってみると、

対戦モードを強化してクッパJr.ワルイージも初期キャラにしたのはすごく良いんですけど、

なんかこう肝心な所にいくつか手が届いていないのがむっちゃくちゃ惜しいです…!

あともう1パンチというものが足りなくてもどかしいと言うか、むずがゆいと言うか、

とにかく惜しいという感情が交錯しまくるんですよ。

今回、2年半ぶりのアップデートでバージョン番号が2.00になった事を機に

ここからバージョンアップが施される機会がまた増えていく事に期待したいです。

↓(7月16日更新)

このアップデートに伴って、シートを新調したお店がいくつかあるみたいですね。

バージョン番号が2になり、外観が新しくなり、一部の店でシートが交換された

それらを踏まえて新たな始まりを感じるアップデートでもあったので、

ここからまたアップデートの頻度が上がってくれる事を願っているのはそういう事なんです!

 

↓これまでのアーケードグランプリDXのアプデ内容の一部を箇条書きで書き記した記事

wario-1021.hatenadiary.jp