・新キャラクター ディディーコング ファンキーコング ポリーン キノピーチ
最後は一気に4キャラクターが追加!
3人目のマリオカートダブルダッシュ!!枠としてディディーコングが、
そしてマリオカートツアー枠からはポリーンとキノピーチが登場しました。
ディディーとファンキーは家庭版シリーズには15年半ぶりのカムバックとなります。
ちなみにこの4キャラクター、マリオカートツアーだと全員弱いです(禁句)
さらに第6弾では追加パスを購入していると使える新しいMiiスーツが17種類追加。
いずれもマリオカートツアーで登場していたMiiスーツ達でこれまた逆輸入となります。
この17種類のスーツ、なんと反重力エリア専用のジャンプアクションが
それぞれのスーツのキャラクター性に沿ったものに変わるんだそうで!?
マリカツアーに登場したMiiスーツも一部は固有のアクションがありましたけど、
まさかこっちでも反重力アクションという形で専用アクションを持ってくるとは!
また、amiiboを使ってゲットできるMiiスーツに新たにデイジースーツが追加されました。
こちらはデイジーのamiiboをかざす事でゲットする事ができます。
何気にこのスーツもマリオカートツアーからの逆輸入で、実は今年(2023年)に出たばかりなんです。
その調子で同じくツアーにあるワルイージやパックンフラワーのスーツも欲しいなあ。
あれらもカッコ良いんですよね。それとその2キャラにはamiiboもある。
・Tour ローマアバンティ
ドングリカップ最初のコースにして歴代都市コース随一の大迷宮。
ツアーのルート的には1周目がコース1で、2周目がコース2R→2、そして3周目がコース3。
2周目がとにかく迷路で、攻略するのはかなり難しいです。
コロッセオで3周目に待ち構えるワンワンにも注意。
第6弾で意外だったコース、その1。
マリオカートダブルダッシュ!!に始まり、マリオカートWiiやマリオカートツアーにも登場した
DKマウンテンがマリオカート8デラックスでも追加コースとして登場。
壁が少なく落石が危険なのは今でも相変わらずです。
シリーズ通して象徴的な顔の付いた火山はもう今にも噴火しそう。
…これは恐らく私だけだと思うんですけど、ツアーと8DX版はスタート地点の周りの景観が
どうしてもマリオカートアーケードグランプリDXのドンキーコングカップの景色に見えるんです。
ツアーで先行登場していたのを含めても実に15年ぶりのリメイク。
ベビィルイージとベビィデイジーの銅像は無事に続投しています。
8デラックスではさらに序盤の建物のショートカットから滑空できるようになり、
トンネルを過ぎた後にはジャンプ台やダッシュプレートが増設されています。
・Tour パックンしんでん
2023年2月にマリオカートツアーのほうで新たにデビューした新コースの1つ。
実はキャラクター名の付くTourオリジナルコースはこれが初でした。
オリジナルコースでありながら都市コースのように複数のルートがあるのが特徴。
ここが第4弾で来るか?と思っていたら、ヨッシーアイランドやシャボンロードといった
最新コースにどんどん先を越されていて逆に来ないのではないかと不安でした。
そんなパックンしんでんでしたが無事に第6弾で登場。ドングリカップのトリを飾っています。
ツアーの道順的には1周目がコース2、2周目がコース1、3周目がコース3。
いきなりコース2の海中や村へ向かっていくので、ツアーを経験済みの人ほど逆に戸惑うかも。
かく言う私も走っていてめちゃくちゃテンパっています。
・Tour マドリードグランデ
ここからトゲゾーカップ。長く続いたコース追加パスもいよいよ大詰めです。
このマドリードグランデはマリオカートツアー最後の都市コース。
ルートの順番は…え、1周目からいきなりコース3を走るの!?
その後は2周目がコース2の逆走、3周目がコース1なので3→2R→1という順番です。
1レースに2回走る事になるマヨール広場のド真ん中にはハナチャンが寝ており、
スタートから45秒が経過すると目を覚まして広場を歩き始めます。
第6弾で意外だったコース、その2。というかここが一番意外でした。
2020年12月にマリオカートツアーでリメイクを経た後、
約3年後にマリオカート8デラックスのコース追加パス第6弾で登場。
8デラックス版では氷の湖の手前にはハーフパイプが増設された他、
コース最後のほうにも新しいショートカットが追加されています。
今までのSFCコースは原作のレイアウトを忠実に再現しているのが特徴的でしたが、
このクッパじょう3はそういった常識を根本的に覆してきました。
まず景色がガッツリ変わっているし、訳が分からないレベルで高低差が加わっています。
何よりの代名詞は反重力を付けて登っていく超急な坂道。
この時点で色々と原型をとどめていないのにそこからさらに激しいアップダウンが続きます。
ちなみにドッスンがクッパ城系のコースにいるのはマリオカート8の括りだと実はここが唯一。
マリオカートシリーズのファンから兼ねてより人気が高かったWiiのレインボーロードが
トゲゾーカップおよびコース追加パス全体を締めくくるにふさわしい最終コースとして登場。
全面が反重力になった以外にもありえないぐらいブラッシュアップが施されており、
当時の象徴的なギミックの数々もしっかりと再現されています。
え、あの仕掛けも再現されているの!?と驚く事ばかりです。
[第6弾での主な変更点]
第6弾でも色々な機能の追加やバランス調整がありました。
このアップデート後からトップメニューにミュージックが追加され、
各コースの音楽をじっくり聴く事ができるようになりました。
水中やハイウェイなど特定のエリアでのみ流れる専用のBGMも聴けますし、
追加コースやバトルコースのBGMだって聴けます。
そしてフレンド対戦ではロビーIDの機能が新しく追加され、
これにより自分とフレンドではない相手ともロビーで合流できるようになりました。
対戦する相手にロビーIDを教えればフレンド登録のステップ要らずで合流が可能。こりゃ便利だ!
さらに登録しているフレンドが誰もいない状態でもロビー部屋が開けるようになっています。
対応amiiboにも強化が入りました。前述通りデイジーのamiiboに新たに対応した他、
星のカービィシリーズのamiiboでもカービィスーツが手に入れられるようになり、
最近発売されたゼルダの伝説シリーズのamiiboでもリンクのハイラルスーツが、
メトロイドシリーズのamiiboでもサムスのバリアスーツがゲットできるようになっています。
…この先、クッパJr.のamiiboでもクッパスーツがゲットできるようになったら良いなあ。(クッパJr.スーツはないので)
バランス調整面では各アイテムで被弾した後の無敵時間が全面的に長くなりましたが、
第4弾から暴れ始めたくまライドやトルネードはその中で無敵時間を0.50下げられ、
結果的にこれらのマシンは第5弾比でほぼプラマイゼロという調整を食らう事になりました。
Gフォースやスーパースターも無敵が0.25下がっています。他のカスタムより少しだけ被弾しやすめか。
逆にスケルトンやモト・ドーザーやきせかえスクーター、クッパシップやわくわくビートル、
W25シルバーアロー、スーパーコメットは無敵時間が0.25上昇、
アッパー調整と併せて無敵時間がけっこう長くなりました。
スタンダードバイクとバーニングボールは無敵時間が0.50上がり、
一時期無敵時間がかなり低かったハナチャンバギーは無敵時間が0.75上がりました。
第3弾まで強かったワルハナはそこから通算で無敵時間が1.50以上上がった事になり、
トゲ軽減などのテクニックが行いやすくなりました。
さらにタイヤのほうもローラータイヤ系列とブロックタイヤ系列を除いた
すべてのタイヤが無敵時間が0.25ずつ上がっています。
ゴールドタイヤの無敵がメタルタイヤより0.25短いというのは変わっていません。なんでや。
また、第6弾からアイテムボックスが割られてから復活までの時間がさらに短縮。
取り逃しがめったに起きにくくなりましたが、代わりに打開戦法が大幅に弱体化。
停止や逆走をしたりして同じアイテムボックスを何度も割っていると
スターやパワフルダッシュキノコ等といった強力なアイテムが出なくなってしまいます。
それ自体は良いと思うんですが、ペナルティで出現するアイテムに
ミドリこうらやバナナといった攻撃アイテムが混じっているのはいかがなものでしょうか。
それがかえって下位同士の潰し合いを招いてしまう事もあるので、
ペナルティで出るアイテムはコインにして、それと今あるダッシュキノコが良いかも。
オンライン対戦では世界戦、国内戦ともにミラーや200ccの出現率がかなり下がりました。
ただし完全にゼロになった訳ではなく突然現れる事はあるので
練習はちょこっとだけでもしておくに越した事はないでしょう。
そしてこの第6弾で追加コースがすべて揃った更新データの配信に伴い…
コース追加パス専用のスタッフクレジットが追加されました!
追加カップ12種類すべてを3位以上でクリアするとこのエンディングを見る事ができます。
マリオカート8デラックスのコース追加パスの〆どころか
マリオカートシリーズ全体の集大成のようなエンディングになっています。
シリーズを長年走り続けてきたファンであれば間違いなく涙腺が崩壊する事でしょう。
またクリアすると再度この新しいエンディングを見る事ができます。
追加パスを持っていなくてもオンラインやローカル通信で追加コースを計100回以上走った後に
グランプリを走って3位以内に入賞すれば見れるようです。
追加パスなしでもう一度新エンディングを見たいならベルカップを再走しましょう。