カオスクライマーの日記

マリオシリーズの話題を主体に記事を書いています。

なんじゃこりゃ!? マリオカートツアー俗語辞典

2019年9月25日からスマートフォンアプリとしてリリースされ、

当時は期待の新タイトルとして注目を浴びていたマリオカートツアー。

しかしこのゲーム、従来のマリオカートシリーズとは違う路線ゆえに

いざフタを開けてみると他のシリーズじゃ考えられないような単語がわんさか出てきた!?

ちなみに五十音順ではなく、順番はかなりバラバラなのでご注意くださいませ。

・ポイント / スコア / ハイスコア / コンボ

他のシリーズにはないマリオカートツアー独自の要素。以下スコアと表記。

このスコアに応じてグランドスターというアイテムが1コースにつき最大5つまで貰え、

各ツアーのギフトを解放したり、相手の端末のスコアと競わせる事に使われる。

なお、スコアを多く稼ぐにはミニターボやジャンプアクションなどといったアクションを

短時間に連続して『コンボ』というものを決めていかなければならないため、

他のシリーズにはないライン取りや正確な操作力が求められる。

そんで肝心の操作性はと言うとかなりよろしくなく、とくにドリフトの挙動が不親切。

・リーグ

毎週開かれる、特定のカップでの3コースの合計スコアを競う強制参加のPvPイベント。

『リーグ戦』とも呼ばれる。

相手と比較したスコア勝負で順位が高ければリーグを昇格する事ができる。

リーグ1からスタートで、当初はリーグの最大値が20だったが

後にその上限は30→40→50→60→70→80→99とどんどん引き上げられた。

リーグ21からはスコアによる順位が低いと降格が発生するようになる。

誰とマッチングするかは完全に運で、自身と所属リーグが異なる人が入れられる事がある。

場合によっては廃課金勢とマッチングさせられるのだが、これも割とザラ。

そのため、ここでレベル上げや課金を強く要求される事が多い。

対象となるカップは各ツアーごとに毎回決められている。

現在は前半戦が第1カップ、後半戦が第3カップである事がほとんど。

そしてリーグの対象となるコースはけっこう偏っており、

まったく同一のコースが何度もリーグの対象入りするという事が多い。

・リーグ上位報酬

2021年のヨッシーツアー2021から加わったリーグ限定のキャラやマシンの事。

リーグ戦で一定以上の順位を通過する事で、対象となるものがゲットできる。

ただし暫定ではなく、リーグの期間が終了した時点での通過順位となるため、

最後の最後で相手が突然追い抜かしてくると報酬が貰えなくなる事がある。

初期はボーダーラインが低めだったが、ツアーが進むにつれて条件が厳しくなっていった。

リーグの報酬が前半と後半で別々にされるという、不親切な例もある。

なお、これらのキャラやマシンの多くはショップやギフトからは貰えないので

本当にリーグで頑張らないといけない。復刻されたキャラもマシンもごくわずか。

その報酬はあおノコノコなど強いものもあれば、ファイアフライなど弱いものもある。

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・適性/最適性

各キャラやマシン、グライダーに個別に用意されている、

それぞれの得意/最も得意なコースを指す要素。

この適性度合いが高くないと、キャラは授かれるアイテム数が減ってフィーバーできなくなる。

マシンは1回のアクションにつき稼げるスコアが大幅に下がる。

グライダーは後述のコンボを繋げられる時間の猶予がかなり短くなる。

中でもグライダーの適性はスコアを稼ぐうえでとくに大きく響いてしまいやすい。

最も得意と不得意の中間に属する『得意なコース』のものは準適性と呼ばれる。

ちなみにリーグではこの最適性周りが厳しいコースが入る事がかなり多く、

リーグ対象のコースが同じ顔触れに偏りやすいのは実はそのため。

・ゆるリーグ

マッチングした相手陣のスコアが自分の水準よりも優しい、緩めのリーグの事。

そういったリーグに入れられれば安定して上位で通過する事ができる。

上位報酬もらくらくゲットして次のリーグに挑める…が、

そのゆるリーグにも対義語が存在していて…

・魔境

マッチングした相手陣のスコアが圧倒的に高い、厳しいリーグの事。

こういったリーグに入れられてしまうと上位通過はかなり難しい。

最適性のキャラやカスタマイズで挑んでも結局打つ手がなく、

上位報酬を貰えなければリーグの降格も余儀なくされる。

相手陣のスコアが10万点以上なのは、魔境では日常茶飯事だぜ!

・捨てリーグ / 戦略的降格

リーグ戦で魔境に吸い込まれて相手とのスコア差をどうしても埋められない際、

その週は勝つ事を諦めて潔く降格を待ち、次以降の週のリーグ戦に備える事。

単に『捨て』と呼ばれる場合もある。

むやみにスコアの高い相手に食い付こうとすると

ウルトラレアチケットを何枚も消費する事になったり課金を強いられる事になるため、

あえてチケットを使わずに温存して、次以降の機会で昇格しようと使われる戦略。

・人権

リーグ50以上の事。

2022年3月に開催されたMiiツアーから同年9月のアニバーサリーツアー(2022)まで、

リーグ50以上に所属していてかつ1位で通過しないと貰えないMiiスーツがあり、

所属しているリーグが49以下では手に入れられる権利がない事から、

転じてリーグ50以上を『人権』と呼ばれるようになった。

同年10月のバトルツアー以降はリーグ50以上1位通過限定報酬の制度が廃止された。

・レベル

ソシャゲにはよくありがちな育成要素。

特定のキャラやカスタマイズを既にゲット済のうえで

同じものをドカンやショップなどで再度引き当てたり交換するとレベルが上昇し、

キャラは最適性を持つコースでフィーバーしやすくなる。

マシンは1回1回のアクションで貰えるスコアが多くなり、

グライダーはコンボを繋げられる時間の猶予が長くなる。

マシンとグライダーの補正は準適性以下でもわずかながら授かる事ができる。

リーグに挑むにはこれらのレベルが高い事が大事になりやすい。

・ポイントブースト

各コースに最適性のキャラやカスタマイズがレベル2以上の場合にのみ反映されるもので、

このレベル値が高いと1回のアクションで貯まるスコアが多くなる。

当然、リーグ上位や後述のオールカップランキングに挑むにも大事になってくるので、

高いスコアを狙うのであればレベルを上げてポイントブーストの圧でねじ伏せよう。

レ、レベルを上げてポイントブーストで殴ればいい…?

・1凸 / 2凸 / 3凸 / 4凸

各キャラやカスタマイズのベースポイントを1~4段階アンロックする事。

ベースポイントは一定の値に達するとロックがかかりそれ以上は上げられなくなるが、

そこからアンロックチケットを使うとベースポイントをさらに強化できる。

必要なチケット枚数は1凸が1枚、2凸が5枚、3凸が10枚、4凸が12枚。

1つのキャラやカスタムを限界まで強化する場合、アンロックチケットは28枚必要。

リーグが上がってくると、各カスタムの1凸以上がけっこう必須になってくる。

かつては3凸が限界だったが、2022年9月末から4凸が追加され、

4凸にするとウルトラレアの場合はキャラは1610、

マシンやグライダーは805までベースポイントを引き上げる事ができるようになった。

ウルトラレアは、アンロックなしでは最大値がそれぞれ800と400なので、

4凸するとそのベースポイントが当初の2倍にまで膨れ上がる。

・札束

マリオカートツアーでは主にリーグの相手をねじ伏せるために使われるもの。

要するに課金に使われるリアルマネーである。

本作は新しいキャラやカスタマイズをゲットするために必要なルビーがえげつなく、

ルビーが足りなければ課金を強いられるのだが、その金額も毎度かなりエグい。

そこから転じて『課金ゲー』や『札束で殴り合う』と呼ばれるようになった。

初期の頃は最新のコースには最新のキャラとカスタマイズしか最適性がないという事も多く、

当時は今よりももっとすごい状態だった。

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・爆死

ガチャの概念があるスマホゲームに主に見られる光景。

ルビーを使ってドカンを打ち上げても目当てのものを一切引き当てられず、

ノーマルかレア、あるいは弱いウルトラレアなど俗にハズレ扱いされているものばかり出て、

せっかく貯めていたルビーが無駄になってしまうというもの。

天井は100連がほとんどで、そこまで打ち上げるのに必要なルビーがなんと450個。

1ツアーを頑張って手に入るルビーは雀の涙なので、爆死すると本当に悲しい事になる。

これによって散った札束はどれぐらいあるのだろう。

100連のうちノーマル枠は最大で74も混在しており、ひどいとノーマルしか出ない場合もある。

ノーマルのキャラやカスタマイズは使える範囲が凄まじく狭いため、ハズレとされやすい。

前述のリーグやオールカップランキングに備えてドカンを打つ事もあるので、

爆死する事はすなわち詰みを意味する。

2022年10月のバトルツアー以降はルビーを消費して打つドカンはなくなったが、

代わりにマルチプレイを遊ぶとゲージが溜まり最大30連できるマルチプレイドカンが登場。

こちらは課金要素こそなく、手に入るのはチケットやルビーやバトルで使える風船が多い。

俗にいう爆死は起きなくなったが、ゲットできる中身がショボいという事は未だにある。

・神引き

100連が天井のドカンから貴重なピックアップや恒常のウルトラレアを上手く引き当てる事。

上手く引き当てられれば2つも3つもウルトラレアを手に入れる事ができ、

ルビーが余ってもこの先に向けての節約ができる。

現在はルビーを消費するドカンはなくなってしまったが、

残っている無料のドカンからルビー45個やものすごく強いウルトラレアが出る事があり、

それを神引きとされる事もある。

・闇鍋

従来のドカンにあったようなピックアップのキャラやカスタマイズが存在せず、

出てくるウルトラレアが完全にランダムな文字通り闇のドカンの事。

一応中身はおおかた決まっているのだが、目当てのものが当たる保証はゼロ。

ドカンにいくつか入っているウルトラレアのキャラやカスタムから

何が出てくるかが本当に分からない。2021年や22年の年明けにはこれが運試し代わりにされた。

主に各ツアーの5~9日目にのみ出現して猛威を振るった。

とくにルビーを消費して打つドカンがなくなる直前には

金ピカのブルや王様衣装のマリオがこの闇鍋ドカンの中身の一部とされ、

何万円と課金しても金のブルや王様マリオがまったく出てこないといった阿鼻叫喚が多発、

ピックアップなしのシステムが最後まで大暴れした。ちなみに王様マリオは確率0.8%。

・厳選

納得がいくスコアが出るまでコースを何度も走り続ける事。

高いスコアを狙うためには1位でゴールする事に加え、

コンボをなるべく切らさずフィーバーも多く出す必要があるため、相当時間がかかる。

アイテムフィーバーが出るかは完全に運なので、運が悪いと5時間以上も厳選しないといけない。

加えてスコアが多く稼げるのは主にコイン、コインボックス、ダッシュキノコ、

バナナ、トリプルバナナ、ジャンボバナナ、ラッキー7のフィーバーで、

スーパークラクションや巨大キノコのフィーバーが出てしまうと高スコアは狙えないため、

そこも厳選していかなければならない。課金した額に応じて運が良くなるという事はない。

まさかマリオカートで厳選という単語が蔓延する事になるとは…。

・CPU弱体化 / バッジ弱体化

同じコースを何度も走って、7体のNPCを弱らせるというもの。手間がかかる大技。

マリオカートツアーのNPCはとにかく凶悪で、

プレイヤーしか狙ってこなければ超反応で攻撃する事も頻繁に起こりうる。

そういったNPCは各プレイヤーの動きを学習したピンバッジ付きの個体であるが、

何度も走っていると速いNPCが徐々に減っていき、

逆にサンプルの名前でピンバッジを付けておらず走りも遅いというNPCが増えるため、

ここで初めて厳選を行い始めるといったプレイヤーも少なくはない。

一時期、ふうせんバトルを始める→すぐ中断する→厳選したいコースに行く、という工程を挟むと

バッジ持ちの強いNPCがこぞっていなくなるという裏技が開拓された事があったが、

運営に見つかってしまったためなのか2~3シーズン後にはこの裏技は消されてしまった。

(実際、バトルで相手のダッシュキノコにへばり付いてスコアを荒稼ぎするという裏技も

 運営に見つかってからすぐに消されている。)

・ターボ解放

ドリフトして溜まったミニターボを発動するタイミングの事。

ミニターボの発動後、次のアクションに行くまでの時間が少しでも長いと

あっさりとコンボが切れてしまうため、

ある程度決められた場所とタイミングでミニターボを発動する必要がある。

ちなみにミニターボを発動してからの次のコンボまでの猶予時間はめちゃくちゃ短い。

・壁ゴン

マリオカートツアーではよっぽど荒っぽい走りでも

コース端の壁で詰まったり意図的な落下ができないという挙動になっているため、

その特性を活かしてわざとコース端の壁や崖に向けてドリフトして、

ミニターボを出して無理やりにでもコンボを繋げる事。

直線が長いコースでは実質必須テクとされる。

フルコンボ

コースを走る過程で一度もコンボを切らす事なくゴールまで走り切った事を指す。

2020年3月5日のアップデート後はそれを達成すると『FULL COMBO!』の表示が出る。

後にフルコンボで走れた場合は専用のSEも加わるようになった。

フルコンボだドン! でもこのゲームは太鼓の達人じゃないドン!

ただ、リズミカルにターボ解放しなければいけないのはなんとなく音ゲーっぽい。

ちなみに海外の表記は『NONSTOP COMBO!』らしい。

・ACR (オールカップランキング)

オールカップランキング、略してACR。

各ツアーにおけるすべてのカップのコースのスコアを合計して競うインターネットランキング。

その途中経過は公式サイトから確認可能。

当然リーグには関係しないコースまで全部網羅する必要があるので、厳選もかなり大変。

2020年7月末のウエスタンツアーからはこの全体のスコアで1000位以内に入れると

専用のピンバッジを貰う事ができるようになった。

100位以内、10位以内ならバッジのトロフィーの色がもっと豪華になる。

・7

一部のキャラ専用アイテムのラッキー7の事。平たく「7」と略されやすい。

ラッキー7を持つキャラのほとんどはウルトラレア。レア枠ではキングテレサのみ。

ミドリこうら、バナナ、アカこうら、ボムへいダッシュキノコ、ゲッソー

スーパークラクションの7つのアイテムを一気に使う事で

恐ろしい攻撃性能と凄まじいコンボ数を一瞬で叩き出す事ができる。

単発で引き当てるだけでもけっこうなスコアを稼げるのだが、

この7でアイテムフィーバーが発生すると稼げるスコアや破壊力はさらにえげつなくなる。

フィーバーを起こして「⑦ ⑦ ⑦」と揃う様は完全にパチンコなんですがそれは…。

・箱

一部のウルトラレアのキャラが持つスペシャルアイテム、コインボックスの事。

コインボックスは前方にコインを大量にまき散らし、

散らばったコインを自分で回収してスコア稼ぎやコンボの繋ぎに使う事ができる。

他者がコインを拾ってスコア稼ぎする事も可能。

回収できるコインの量および稼げるコンボ量はかなりえげつなく、

スコアが重要視される場面ではコインボックスの右に出るアイテムはほぼない。

しかし後述のブーメランフラワーが数少ない天敵。

・ブメ箱

一部のキャラのみが使えるブーメランフラワーを使って

コインボックスから出たコインを根こそぎ回収してしまうというテクニック。

マリオカートツアーのブーメランは自分の周囲に回して攻撃する他、

周辺のコインを一気に吸い寄せるという効果があるため、

コインボックスから大量のコインが散らばった時にブーメランを使えば、

一気に回収してコインボックス以上にえげつないスコアを叩き出す事も可能。

ちなみにスーパーこのはにもコインを吸い寄せる効果はあるがデメリットが強く、

ブーメランのほうが圧倒的に便利で強力。

実はもともとブーメランフラワーはノーマルかレアの一部キャラしか持っていなかったのだが、

ガチ勢の間でそういったテクニックが重宝されたためか、

2021年からはウルトラレアのキャラにもブーメランが割り当てられるようになった。

(にんじゃヘイホー、カンガルーヨッシー、バケーションルイージフォーレンダムロゼッタなど)

なお、ブメ箱は近くにコインボックスを使っている敵がいないと成立しないため、

厳選はラッキー7やコインボックス持ちのキャラと比べてもはるかに時間がかかる。

・集金キャラ

ロゼッタを指す事が多い。ロゼッタマリオシリーズでもかなり人気が高いキャラクターで、

マリオカートツアーでも新衣装のウルトラレアロゼッタがたくさん登場した。

…が、それらの入手条件はことごとく課金に繋げられやすいものばかりで

さらに各衣装の追加ペースもかなり早かったため、

転じてロゼッタは『集金キャラ』と呼ばれるようになってしまった。

条件が悪いよコレは。

また、破格の性能を誇るコインボックス持ちのキャラを『集金キャラ』と呼ぶ事もある。

・パワーインフレ

2020年10月のアップデートでレベルアップによる持ちスキルなどの強化、

2021年3月のスノーツアーでレベル7解放、22年3月のMiiツアーでレベル8解放、

22年10月のバトルツアーでベースポイント4段階アンロック解放により、

それまで最大だった各キャラやカスタマイズのパワーの限界値がさらに上昇した事。

単に『インフレ』とも呼ばれる。

マリオカートツアーはベースポイントを引き上げたりするだけでも大変なので、

これによって新旧ユーザーが悲鳴を上げる事態となったのはもはや言わずもがな。

Miiカートツアー

2022年3月に開かれたMiiツアーで発生してしまった俗語。

同ツアーから新しく登場したMiiを使わなければならない状況や

Mii限定の要素としてスーツを集めていくとベースポイントがどんどん上がっていくという

Miiへの待遇が既存のマリオキャラと比べてあまりにも良すぎる事を多くは指す。

…一周回って可哀想にも見えるが。

そのMiiツアーではなんとMiiを必ず使わないと専用のメダルが貰えず、

本来のメインキャラであるマリオファミリーを使うと不利になるという不親切な仕様があった。

それまでのマリオカートツアーはマリオシリーズのキャラのみの参戦だった事もあり、

突然のMii追加と同ツアー内におけるマリオキャラ冷遇という急転直下で

それまで長く遊んでいたプレイヤー層を主に非難の声が相次いだ。

Miiスーツがいずれもウルトラレアに属している事も拍車をかけていたかもしれない。

また、NPCにもMiiが出現するのだが出てくるMiiをこっちで決める事はできず、

あらかじめ決められた顔のMiiと一緒に走る事を余儀なくされる。

何度も走っていると同じ顔をだんだん覚えてきてしまう…なんて事も。

本作のMiiはどのスーツを着ても性別の男女を変えても声が1種類しかないため、

何度も聞いていると頭が痛くなるかもしれない。

加えて当初はMiiの声の音量がなぜかバカデカく設定されていて、

そのデカさは次のツアーにおける調整で音量を下げられたほど。

実はMiiツアー終了後もMiiの使用を強制する事がなくなった訳ではなく、

その次の武者ツアーやヨッシーツアー2022ではMiiを使って20勝する旨のビンゴカードがあったり

それ以降のツアーでも今日のチャレンジのどこかでMiiを使わなければならず、

とくに初日は必ず何かしらのMiiスーツで走らければならなかったりする。

Miiスーツは現在でも追加され続けているが、最近は普通のスーツの色違いが増えてきており、

ネタ切れを心配するユーザーもいるとかいないとか。

…今作のMiiの特徴だった特定のスーツ専用のアクションとかも最近なくなってきているんですが。

ちなみに2022年10月にバトルツアーが始まった際にバトルのチーム戦を紹介する項にて

Miiツアー』という単語が含まれており、再開催を匂わせるテキストに

かつてのMiiツアーを経験したユーザーからはかなり恐れられていた。

そして2023年5月、Miiツアーは帰ってきてしまった。あれから何の改善もなく。

・ゴルスケ

2020年9月のスーパーマリオカートツアーで登場したマシン、ゴールドスケルトンの事。

車体が小さくてかつスキルも強力なジャンプアクションプラス。

マルチプレイではその小さい車体のおかげで被弾もしにくく、

持ちスキルのおかげでジャンプアクションのダッシュ時間も長いので、

アイテム攻撃を防ぐ事ができるハートを持っているキャラと合わせれば簡単に逃げれてしまう。

ちなみに似たような強さのマシンは他にもエッグ・ワン、クリスマスガール、

エッグ・ゴールド、ゴールドプクプク、8-bitスケルトン、おまつりガールなどがある。

これらも当然のようにハート持ちのキャラを組み合わせたものが強い。

・マルチ勢 / ラウンジ勢

マルチプレイをとことん極めているプレイヤー達を総称して指す。

専用のラウンジに所属して走りを極めるプレイヤーも多い。

純粋な順位が重要視されるマルチプレイではアイテム2つ持ちがスタンダードとなっており、

こうした環境で強いアイテムはハート、トリプルダッシュキノコ、巨大キノコ、サンダー。

なのでハートやトリプルキノコを持つキャラクターがマルチでは重要視されており、

グライダーは巨大キノコやサンダーが出やすいものが重宝されやすい。

マシンは前述通りゴールドスケルトンやクリスマスガール、8-bitスケルトンなどが強い。

マルチプレイはスコアがあまり関係しないので、

とにかく速さ重視の走りやライン取りをしているのが特徴。

それらのプレイヤーは適性込みのシングルプレイからは独立して活動しているため

適性込みでスコアを頑張るプレイヤー達とも棲み分けがされていたはずだったが、

ある時期を境にマルチ勢の走りが運営にNPCデータとして分析されてしまったらしく、

強い走りと速いマシンに凶悪なCPU性能が混ざり合った恐ろしいNPCが完成してしまった。

以降のシングルプレイではこういったNPCがたびたび出現して

スコアを稼ごうとするプレイヤーにとっては大きな壁になっている。

マルチ勢の動きを学習したNPCはスコアを稼いでいる間も

とんでもない速さで逃げていくため、単純に追いつく事自体がかなり難しい。

マルチで強いキャラやマシン、特徴のある名前が出てきたら要注意。

こうしたNPC云々の事象は日に日に悪化しており、今やリーグ戦のコースでも出現するため、

マルチ勢/ラウンジ勢の総称は現在は悪い意味で使われてしまう事がある。