カオスクライマーの日記

マリオシリーズの話題を主体に記事を書いています。

マリオカートアーケードグランプリDX クッパJr.と睨み合え!? 第2回タイムアタックイベント

タイムアタックイベント - マリオカート アーケードグランプリ デラックス (bngames.net)

こんなに早く次のタイムアタックイベントが来るとは思っていなかった。

2月7日~3月5日の期間で第2回タイムアタックイベントが開催されるという事が

少し前の1月30日に発表されていました。

第2回の対象コースは100ccパックマンカップのラウンド1、パックマンスタジアム。

前回のピーチキャッスルから一転、急に難しいコースになりました。

非常に急なカーブだらけでコーナリングが非常に大変なため、

さすがに今度はクッパワリオのような最高速重視キャラの無双とは行かなくなりそう。

ファイアボール、ハリセン、バナナトレインで妨害してくるCPU達の攻撃をかいくぐり、

『スタジアムキング』や『スタジアムランカー』の称号を手にする100名は果たして誰なのか!?

CPUが使うアイテムの中ではファイアボールが最も危険です。

次点でハリセンもやばいので常に警戒しておいたほうが良いでしょう。


www.youtube.com

また、このイベント開催に伴いてれびげーむマガジンチャンネルからも

タイムアタックのコツを紹介する公式動画が投稿されています。

動画の後半から急にガチガチのカスタマイズやアイテムセットになるので温度差で風邪ひきそう。

それと前回のタイムアタックイベントの期間中、

最速のタイムを狙うには最短ラインと最速編成でCPUをぶっ放して1位を独走するのではなく

上手い感じにライン調整をしてCPUをほどよく後ろに付けながら走るほうが良いという事が

詳しい方の検証によって新たに判明しています。

CPUを引き離しすぎて1位を独走していると自分のカートの速度が下がってしまうらしいのです。

そして今度のイベントの対象コースとなる100ccパックマンカップのラウンド1では

クッパJr.が上位のライバルとして食い込んでくる頻度が高いと見られます。

そのため、前述の裏技をタイムアタックに組み込むと行くと

上手い具合にクッパJr.と間合い管理をしながらなるべくクッパJr.を引き離しすぎないように走る、

それが最適解になっていくんじゃないかなと思います。

そういう訳で今度のイベントはクッパJr.との睨み合いになりそうですよ。

ついでに言うと当のクッパJr.、2023年アプデから初めから使えるようになっていて

今回のイベントが絡もうが絡まなかろうが100ccパックマンスタジアムのラウンド1版では

データの進み具合関係なくクッパJr.がよく追いかけてくるようになっていますからね。

前述通りスタジアムキングの座を賭けた戦いは3月5日まで繰り広げられ、

最終的な順位が確定した後は参加したプレイヤーには

3月14日の午後3時以降のプレイから順位に応じた称号が受け取れます。

今持っている称号がお気に入りの称号であるなら、それとよく相談すべし。

マリオカートアーケードグランプリDX 過去のバージョン限定のゲームモード

・チームで対戦(2014/7/30~2016/4/20)

メタルマリオが追加されたアップデート、Rev.1.07/JPで追加された4人プレイ専用モード。

ふたりで協力を対戦仕様にした2vs2で戦うゲームモードで、

合体カート同士のバトルが最大の特徴だった。

しかしその実態は強い合体カートが優先される仕様がチーム別となっており、

片方のチームがやたら強い合体カートを持っていてもう片方が持っていないと、

持っている側のチーム側が圧倒的に有利になってしまうというバランスの悪さを抱えていた。

合体カート4号のクッパこうら、5号のたつまき、

そして2014年12月に後発で追加された6号のクッパこうら2連射は

3号以前で発射できるミドリこうらやブラックこうらを一方的にかき消してしまうので

こうなると3号以下のチームはどうしようもなくなっていた。

せめて参加プレイヤーの中で一番強い合体カートが両チームに適用されていたら

あのように格差が生じてしまう事は絶対になかっただろうに。

ちなみに受け取れるタッグメダルは勝ったチームが6枚、負けたチームは2枚。

こうしたバランスの悪さが原因だったのか、それともプレイ敷居が高かったためなのか、

2016年4月21日のアップデート、Rev.1.11/JPでこのモードは削除されてもうプレイできなくなった。

その際、公式サイトでもこのモードをなくした事について触れられている。

チームで対戦がなくなったバージョンからユーザーインターフェースが一新されているので、

そういった兼ね合いもあったのかもしれない?

・ミドリこうら投げ放題!(2020/12/10~2023/7/3)

ワリオが初めから使えるようになったアップデート、Rev.1.18/JPでのみ遊べたモード。

対戦プレイを遊んだ後、コンティニューして2人以上がこのモードを選ぶとプレイできる。

ぶっちゃけこっちもこっちでプレイ敷居が高いんだよなあ。単発で遊んで帰るお客さんも多かったし。

その名の通り、スタートしてからレースが終わるまでミドリこうらをずっと投げまくれるモードで

最後の最後までハチャメチャに盛り上がれるのが最大のウリであった。

アイテムボックスではカートの後方に装着するバンパーを授かる。

このバンパーは後ろから来たミドリこうらのダメージを軽減する事ができる。

1回軽減するとバンパーが壊れ、次のアイテムボックスで補充してもらう事になる。

ただし横や前方から来たこうらは防げず、盛大に被弾するしそのうえバンパーも壊れる。

あくまで後ろからのミドリこうらしか守れないので過信は禁物。

ちなみにマシンはノーマルカートで固定なので、ドリフトで攻撃をかわす事はできない。

ゲームセンターで遊べるゲームらしいハチャメチャなゲームモードだったのだが

このモード、最初から最後までアイテムボタンを酷使するので

ボタンが壊れるなりして故障・点検中になる筐体がかなり多かったのである。

そしてついに2023年7月4日のアップデート、Rev.2.00/JPにてミドリこうら投げ放題は終了。

アップデートが来るまでの2年半の間、故障中だった筐体をけっこうよく見たので、

アイテムボタンを何度も壊すほどの酷使っぷりが廃止の原因だったのだろうか。

Rev.2.00/JP現在、対戦や協力ではそもそもコンティニューができない状態になっている。

2023年6月の東京おもちゃショーでの試遊でもコンティニュー不能だったので、

その時点で嫌な予感はしていた。

まあ、これが現役だった頃も実況が「ミドリこうら投げ放題は今がチャンス!」と言っていたので

遅かれ速かれいずれは儚く消えていくモードだったのかもしれない。

マリオカートアーケードグランプリDX Rev.2.01/JPに望みたい事

・新規キャラクターにキノピコの追加

…って、もう何度も言ってるなコレ!?

2020年12月のワリオ初期キャラ化、2023年7月のクッパJr.ワルイージ初期キャラ化で

こいつら3人がある意味新キャラクター扱いされていてだいぶ錯覚していましたけど、

完全新規のキャラクターって2018年12月のジュゲムを最後に増えていないんですよね。

それまでは年1ぐらいのペースで1キャラか2キャラは増えていたのに。

ああ、ところでなんでキノピコなのかって?

そりゃあ、もうひと昔前とは比べ物にないぐらい出番が増えたじゃないですか!

ここで出なけりゃいつ出るのってぐらいですよ。雑な説明になりましたけどそういう事です。

マリオカートだけで見てもここ数作品は続けて参戦していますからね。

最近はパワーアップした姿のキノピーチも登場したし。

タイムアタックイベントに参加特典のキャラ追加

指定されたコースで全国のライバルと走行タイムを競うタイムアタックイベントが

2023年アプデから新たに開催。参加すると最終的な順位に応じて特別な称号が貰えました。

あわよくば今度開催する時からは参加特典のキャラクターというのも設けてほしいですね。

かつてスタンプイベントで新キャラクターのキングテレサを先行ゲットできたように、

タイムアタックイベント中に対象のコースを1回プレイしたら新キャラが先行ゲットできる、

そんな感じの参加特典があってほしいなといった所です。

例えば期間中に100ccのドンキーコングカップのラウンド1を一度走ったら

ディディーコングが先行ゲットできる!とかだったらアツいと思うんです。

最近ディディーコングマリオカートに戻ってきましたからね。

・タマゴスロットで手に入る既存きせかえキャラの増加

2023年夏のアップデートでクッパJr.ワルイージが初めから使えるようになった事に伴って

今までスペシャルコードでのみゲットできたきせかえバリエーションのファイアマリオ

タマゴスロットからでも手に入れられるキャラに加わっているので、

その要領でタマゴスロットから手に入る既存のきせかえのキャラを増やしてほしいです。

アイスルイージ、あおキノピオ、あかヨッシータヌキマリオなどなど。

とくにタヌキマリオは現状きせかえキャラで唯一スペシャルコードが公式サイトに載っておらず、

普通に入手する方法が50ccの太鼓の達人カップしかなくて一手間かかってしまうんですよね。

・公式サイトから入手できるスペシャルコードの追加

アイスルイージファイアマリオなど、2014年末までに登場したスペシャルコードの多くは

現在は公式サイトからもそれぞれのコードをゲットする事ができるのですが、

逆に未だに公式サイトに載っていないスペシャルコードもいくつかあります。

タルとねばねばオイル(とハンマー)が手に入る元祖ドンキーコングパック、

あまぐも、カミナリぐも、ゆきぐもが3ついっぺんにゲットできるお天気パック、

ボムへい、ガサゴソ、フグマンネンといった序盤じゃ微妙に手に入りにくいおじゃまキャラパック、

この3つは初登場から10年近くが経つのですが未だに公式サイトからは入手できないです。

おじゃまキャラパックは最近てれびげーむマガジンで再録されたのですが

この再録自体がなんと8年ぶりでして、だいぶブランクができちゃっていたんですよね。

お天気パックはゲットすると昔のアーケードグランプリっぽいアイテム編成をすぐに作れるので、

公式サイトからサクッと手に入るようにしても良いと思うけどなあ。…ダメかな?

他にも2016年春に登場したタヌキマリオスペシャルコード、

およびハンバーカーをカラバリ3つすべてを受け取れるスペシャルコード、

ハンバーカーの下位互換コードである2020年産の食いしん坊パック、

ゴールドタライ、ハリセン、笑い袋が手に入る面白くて強いおもしろパック、

ダイノバギーとクッパこうらが手に入るクッパJr.パックも公式サイトでは入手できません。

ゴージャスパックは強すぎて公式サイトでの公開が封印されたとか。

バンダイナムコパスポートの確認画面の復活

現在、バンダイナムコパスポートはなんと対戦エントリーの画面でしか読み込めず、

ここで読み込む事を忘れると、カードを持っているか確認する画面もなく

そのままカードなしプレイと見なして直行してしまうようになっています。これが超不便。

実際、エントリー画面でカードを読み込み忘れてカードなしプレイに直行してしまうという

事故がかなり多発しているので、対戦エントリーが一通り終了した後も

カードを持っているかを確認するというワンクッションはあったほうが良いです。

それがあるだけで事故る事はなくなる!と言っても過言ではありません。

・グランプリで150ccとミラーを最初から解放

これ…解放を望んでいいのかな…?と悩みますが、やっぱり解放したほうが良いかも。

2014年夏には元隠し排気量だった100ccが初めから走れるようになった前例もあるし。

現在はグランプリで150ccやミラーを解放するためには150ccが100ccの全カップを、

ミラーの解放もさらに150ccの全カップをクリアしなければならないのですが、

アップデートでコースが増えた事でそれぞれの排気量のカップ数も5→6→7と増えており、

それに伴って高い排気量の解放に必要なプレイ回数や料金が上がってしまっているので、

ここらで150ccとミラーも初めから遊べるようにしたほうが良いと思えてきた節があります。

アーケードグランプリ2では150ccが最初から走れましたからね。

それにこのまま8カップ以上になると解放がもっと大変なものになってしまう。

ただし150ccやミラーのクリア賞品にはスペシャルカートのカラーバリエーションがあるので、

遅くてもそのカップのラウンド3をクリアするまでの段階で色違いを持つカートで

最初に授かる事になる通常カラーを受け取れるという措置が開発的な面で必要になってきそう。

この考えがもし公式に届いて150ccとミラーが初めから解放されるようになったら、

150ccクッパカップで受け取れるカートもウルトラスピーダーから変わるかもしれない。

・新コース レインボーカップワリオカップの追加

画像はマリオカート8デラックスWii レインボーロードから。

稼働から10年以上が経過した今でもレインボーカップは追加されておらず、

最後を締めくくる激ムズのカップもかれこれ10年間クッパカップが務めています。

クッパカップのさらに右に待ち構える激ムズ枠で、

全国対戦でもクッパカップと同じだけレベルポイントが貰える枠の新しいコースとして

レインボーカップの2コースが追加されてほしいとずっと待ち望んでいます。

また、最近はワリオカップが加わってほしいとも思うようになりました。

昔のアーケードグランプリにあったワリオカップは市街地がまるごとサーキットになっていて

実はその舞台はメイドインワリオでおなじみのダイヤモンドシティの世界観であるという

家庭版のマリカシリーズにも今の所ない独自性の強いコースなので、

ふつう~むずかしいぐらいの枠でワリオカップが帰ってきてほしくなってきています。

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マリオカートシリーズ ヒストリー オブ スタンダードカート(2005~2023)

マリオカートDS(2005)

スタンダードと呼ばれるカートが初めて登場した作品。

スーパーマリオカートマリオカート64マリオカートアドバンスといった

以前の作品で使われていた基本のカートをブラッシュアップしたような姿が特徴。

各キャラクターごとに性能が異なるスタンダードが用意されており、

それぞれのキャラの初期カートと隠しカートの中間の性能となっている。

マリオ、キノピオワリオワルイージのスタンダードは

バランス重視のカートで欠点が少なく走りやすい。

ルイージヨッシーカロンHVC-012のスタンダードは

加速やハンドリング、ダート性能がズバ抜けているがドリフトが苦手。

ピーチ、ドンキーコングクッパ、デイジーのスタンダードは

ドリフト性能がズバ抜けているが加速やダート性能が辛い事になっている。

DSダウンロードプレイ専用キャラであるヘイホーが乗るスタンダードHHは

ヨッシーが使えるスタンダードYSと同じ性能でミニターボも高くかなり扱いやすい。

バトルで使うカートは各キャラクターごとに決まったスタンダード固定で、

レースで扱うそれぞれのスタンダードより少し性能が落ちる。

マリオカートアーケードグランプリ(2005)

この作品からそれぞれのカートのボディの色が

各キャラクターを象徴する2色になりカラフルになった。

今作はマリオカートアドバンス以前の作品と同様に乗るカートは選ぶ事ができず、

50ccクラスでは終始このカートに乗る事になる。

マリオカートアーケードグランプリ2(2007)

今作から各キャラクターに専用カートが設けられ、

前作から使われ続けているこのカートは「ノーマルカート」と区別されるようになった。

最初はどのキャラクターでも必ずこれらのカートに乗るようになっているが、

後にマリオコインを集めて専用カートをゲットしたキャラクターでも

選択後に専用カートで走るかノーマルカートで走るかを選ぶ事ができる。

専用カートと比べると基本的にスピードが遅く加速性能が高い。

なお、グランプリの各カップをクリアした時に遊べるチャレンジゲームでは

条件問わずこちらのノーマルカートで走る事になる。

ちなみにワリオドンキーコングクッパのノーマルカートは

前作と比べて加速性能が1→2とちょっとだけ上がっている。

マリオカートWii(2008)

Wiiに登場するマシンは実車をモチーフにしたようなものが多く、

今作のスタンダード・カートもとくに実物に近い本格派なデザインになっている。

カート後部のマフラーも4つに増えている。

加えて各キャラクターのカートのボディの色が本家シリーズでも2色になり、

密かにアーケードグランプリの要素が逆輸入されている。

キャラクターやその重量によって乗れるマシンやカラーリングは異なり、

軽量級は車体が小さいスタンダード・カートS、中量級は中くらいのスタンダード・カートM、

重量級は車体が長く大きいスタンダード・カートLに乗る。

カート性能はいずれの重量でも標準的で走りやすいものになっているが、

ミニターボの持続時間が短めなのが弱点。とくに中量級のスタンダードは実は最も短い。

また今作ではバイクが初登場しており、スタンダード・バイクというものも登場。

こちらもそれぞれにS、M、Lがあり、カートと比べると軽快に走れてウィリーもできる。

ただしカートでは可能なスーパーミニターボができず、体当たりにはとくに弱いといった弱点もある。

バトルでは使えるマシンがスタンダード・カートかスタンダード・バイクのどちらかのみで、

所属するチームがレッドチームかブルーチームかでマシンの色が変わる。

マリオカート7(2011)

スタンダードがマリオカートDSまでのデザインに近くなった他、マフラーの数が2つに戻った。

今作からスタンダードの区分けが重量ごとに異なるという仕様がなくなっており、

標準的なカート性能にそれぞれのキャラクターの性能が上乗せされるというものになっている。

ちなみにシリーズでは珍しくヨッシーのスタンダードが水色である。

今作からは2003年発売のマリオカートダブルダッシュ!!のように

バトルでもマシンが自由に選べるようになり、スタンダード固定という制限はなくなった。

また、今作からグライダーで空中を飛んだりスクリューで水中を潜るという要素が追加され、

その基本のグライダーとしてスーパーカイトが新たに加わった。

この頃のスーパーカイトはほぼ単色。

また、今作からスーパーマリオカートマリオカート64マリオカートアドバンスでおなじみだった

シンプルで懐かしい形状のあのカートがスケルトンという名前を授かり復活。

画像はマリオカート64のもの。

当時の基本的なカートであり、前述通りカートを選ぶという概念がこの頃はなかった。

カートが選べるようになったのは2003年のマリオカートダブルダッシュ!!からである。

マリオカート7のスケルトンはスタンダードと比べると軽快でオフロード性能が高いが、

トップスピードが少し心もとないのが弱点。

なお、キャラクターによって多種多様にボディの色が変わるというマシンは

Wiiでは非常に多かったのだが、7ではスタンダードとスケルトン、

そしてバースデーガールの3台だけになっている。

マリオカートアーケードグランプリDX(2013~)

ノーマルカートのデザインが少し新しくなり、Wiiのデザインに似たような姿になった。

キャラクターごとのカートの配色はおおむねアーケードグランプリ2までと同様だが、

ワリオクッパなどはカートに貼られるエンブレムが現代に準じたデザインに変わっている。

マリオカート7で新登場した空中や水中の要素がアーケードグランプリにも追加され、

グライダーのスーパーカイトも同作に似たデザインで登場。今作からカラフルになった。

また、今作で新たにアーケードグランプリに参戦したクッパJr.ロゼッタ

マリオカートWiiマリオカート7のスタンダード・カートの色が使われており、

マリカWiiの時とは逆に本家シリーズのカラーリングがアーケードに輸入された事になる。

画像のマリオやクッパが競い合っているアートワークは

2014年7月30日のアップデートに伴って新たに書き下ろされたものである。

なお、このノーマルカートは2016年4月21日のアップデート以降、

ジャンプドリフトでシールドを発生させる事ができなくなっており、

その旨の説明書きもゲーム中ではほとんど説明されていないので注意が必要である。

また、2018年12月のアップデートで追加されたジュゲムはノーマルカートがこのデザインではなく、

マリオカート7のH₂Oを彷彿とさせる雲のカートが彼のノーマルカートとなっている。

マリオカート8(2014)

今までのスタンダードの集大成のような独創的なデザインが登場。

乗るキャラクターによって多種多様のカラーリングが存在するマシンの一貫。

スタンダードカートはこれまで通り標準的な性能が特徴的だが、

キャラクター面で軽量級や中量級の加速力がとくに下がっており、

しかも加速性能が小数点切り捨てになっているため、取り扱うタイヤやグライダーには要注意。

スタンダードバイクはスーパーミニターボが発動できるようになり、

その代わりウィリーができなくなった。

新登場のバギーであるスタンダードATVはスピードやダート性能に秀でている。

また、スケルトンもマリオカート7から引き続き再登場しており、

デザインは初代スーパーマリオカートに準じたものに変わっている。

後に本作の追加コンテンツから登場したタヌキマリオ

スタンダードカートやスタンダードバイクに乗った時のマフラーがしっぽの色になっているのが特徴。

マリオカート8デラックス(2017)

マリカ8と同じスタンダードカート、スケルトン、スタンダードバイク、スタンダードATVが登場。

デラックスでは各キャラクターの加速力が底上げされ、小数点切り捨てもなくなったので

加速のステータスをあまり気にせずにカスタマイズを組めるようになった。

レース環境もWiiUから大幅に変わった事でとくに軽快な挙動のスタンダードバイクが追い風を受け、

逆に鈍重な挙動を持つスタンダードATVは向かい風をかなり食らっている。

2022年にコース追加パスが配信された後、スタンダードカート、スケルトン、

スタンダードATVの性能が大幅に変化しているので、そういったステータスの変化は後述。

マリオカートアーケードグランプリVR(2017)

アーケードグランプリDXと同じノーマルカートが登場。

マリオ、ルイージ、ピーチ、ヨッシーがこのカートに乗る。

今作ではドリフトのテクニックが存在せず、そもそもドリフトシールドもないため

クッパワリオが乗っているロードガレオンやブルトラックとの格差はない。

マリオカートツアー(2020、2022)

本作では基本のカートが前述のスケルトンになり、

スタンダードカートと呼ぶようなマシンはしばらく存在していなかったが、

2020年10月のマリオVSルイージツアー2020で

マリオカート8に登場したマリオとルイージのスタンダードカートが

それぞれスタンダード8レッド、スタンダード8グリーンとして登場。

どちらもそれぞれ860円の課金限定でゲットできるスペシャルオファー専用のマシンで、

8レッドはミニターボ性能に、8グリーンはジャンプアクション周りの能力に長けている。

なお、これらのマシンを買う事ができたのはこのマリオVSルイージツアー2020、

そして2022年9月のマリオVSルイージツアー2022でまた課金限定で登場した時のみで、

2023年6月のマリオVSルイージツアー2023ではこの2台が復刻されずに

その少し後から2022年10月以降のツアー内容を回していくようになってしまったため、

現在はスタンダード8レッドもスタンダード8グリーンも新規に買う事ができない。

マリオカートライブホームサーキット(2020)

現実のカートと連動して遊ぶ作品である事に伴い、カートが大型化している。

最初はこのスタンダードカートに乗って走る事になり、

コインを集めていくとゲーム内のカートのボディをカスタマイズする事ができる。

マリオカート クッパの挑戦状(2021)

マリオカート8と同じデザインのスタンダードカートやスタンダードATV、スケルトンが登場。

マリオチームのキャラクター達がスタンダードカートに、

クッパ7人衆がスケルトンに、クッパがスタンダードATVに乗って走る。

2023年から始まったNO LIMIT!パレードでもマリオやルイージ、ピーチやヨッシー

クッパが同じマシンに乗って登場してパレードを彩ってくれる。

ちなみにスタンダードカートに乗ったマリオ、ルイージ、ピーチ、キノピオヨッシー

スタンダードATVに乗ったクッパトミカが販売されている。

とくにスタンダードATVのフィギュアは貴重。

マリオカート8デラックス コース追加パス(2022、2023)

スタンダードカート、スケルトン、スタンダードATVに性能の変化があったので特筆。

コース追加パス第2弾以降、重さの小数点切り捨てが廃止され、

これにより重さのステータスを細かく考える必要性もなくなった。

第3弾では選んだキャラクターやパーツによって被弾後の無敵時間が変わるようになったのだが、

スタンダードATVはビートデイモンやGLAと同じ部類の性能であったにも関わらず

無敵時間が他の2台より少し短くなり、さらなる苦境に立たされる事になった。

第4弾ではキャラクターやマシンパーツに大幅なステータス調整が入り、

すべての性能が標準的だったスタンダードカートもミニターボが0.25上がった。

スタンダードATVもミニターボが0.25上がっているが、まだ苦境からは抜け出せずにいた。

第5弾ではスケルトンの地上スピードが0.25上がりスピード不足が解消された。

スタンダードATVはなんとミニターボが0.50上昇、第4弾からの通算で0.75の強化を貰っている。

そして第6弾では各アイテムに被弾した後の無敵時間自体が少し長くなった他、

ケルトンはそこからさらに無敵時間が0.25、スタンダードバイクは0.50強化されている。

コース追加パスからの追加キャラクターはスタンダードやスケルトンの色を

基本的に既存のキャラクターからカラーリングを共有している事が多いが、

そのうちキャサリンが乗る濃いピンク色のスケルトンは新たに登場した新色である。

・ザ・スーパーマリオブラザーズムービー(2023)

予告編やCMなどであらかじめ公開されていた部分のみ特筆。

トレーラー映像では第2弾からの登場で、とあるシーンでマリオが乗って走っている。

デザインはマリオカートアーケードグランプリDXのノーマルカートと

本家シリーズでおなじみのスケルトンをミックスしたようなものが特徴。

また、上映前最後の第3弾のトレーラー映像を控えた時に公開されたポスターアートは

驚く事にアーケードグランプリDXのアートワークの構図を再現している。

マリオカートアーケードグランプリDX 年末年始もいつものイベントと増量キャンペーン開催!

トリプルゴールドこうらゲットキャンペーン! - マリオカート アーケードグランプリ デラックス (bngames.net) 

クリスマスや正月のシーズンを使ってカードデータを一気に強化するチャンスだ!

2019年以降すっかりおなじみとなっているトリプルゴールドこうらゲットキャンペーンが

例によって今年の冬も開催されています。期間は来年の1月31日までとそこそこ長め。

トリプルゴールドこうらゲットキャンペーンの内容も例によってです。

もうそんなに深く説明しなくても良いんじゃないかな。

期間中にカードを使って3回プレイすればゴールドこうらが、

6回プレイすればトリプルゴールドこうらがすぐに手に入ります。

始めたてのデータでさえたった6プレイで手持ちのアイテムが強力になるのが恐ろしいんだ。

マリオコイン増量キャンペーン開催! - マリオカート アーケードグランプリ デラックス (bngames.net)

そしてこのトリプルゴールドこうらゲットキャンペーンと同時に

マリオコイン増量キャンペーンも同時に開催されています。

期間中は1プレイごとにマリオコインが100枚追加で貰えるため、

またまたタマゴスロットをたくさん回して強力なアイテムやカートをゲットするチャンスです!

コンティニューボーナスのマリオコイン50枚上乗せも健在なので

連コインできる状況ならもはやどれだけスロットが多く回せるんでしょうか。

最初にも書いたように今回はイベント期間が来年の1月31日までと長いので、

クリスマスやお正月のシーズンにカードを作ってプレイして、

マリオコインをがっぽり集めて色んなアイテムやカートをたくさんゲットしちゃいましょう!

公式サイトで公開されているアイテムパックのスペシャルコードを使えば

ただでさえアイテムが集めやすい中でその収集効率がもっと良くなります。

それでは皆さん、グッドラック! そしてよいお年を!