マリオ
「今回の議題はスカイマジシャンさんからのリクエスト、
『スマブラ3DS/WiiUにDLC参戦してほしいキャラ』だよ。」
「今回はリクエスト回か。なんだか新しい感じがするね!」
マリオ
DLCキャラとして参戦した事は知っているよね?」
「もちろん知っているぞ。 実はあの4人は、スマブラ投稿拳の開設前から計画されていたらしいな。」
「ロイの復活にはワガハイも驚いたな。
名前が同じなワガハイの部下が、Jr.の色変えで既に出ていたからな。」
「ボクはリュカの復活に驚かされたね。ミュウツー以外にもDLCキャラが出る事に驚いたよ。」
「残されたDLC枠は数枠ほど、そこに投稿拳から選ばれたファイターが参戦するんだな。」
マリオ
「そういう事だね。皆はその残りのDLC枠に誰が参戦すると思う?」
マリオ
「ただし、条件があるよ。
この4社のうちのどれかのゲームキャラでね。」
「そうだろうな。4社以外のゲームキャラやアニメキャラなどでは無理がありすぎる。
我はウルフを予想する。ヤツがフォックス、ファルコと違った個性がある事はXで知っているぞ。」
「ワガハイはアイスクライマーを予想するぞ!
アイスクライマーの復活方法については後でじっくりと解説しよう。」
「ルール違反になってしまいますが、私はスネークを予想します。(スネークはコナミ枠)
スネークに似た個性を持つキャラはいませんし(切り札に限ればゼロサムがいますが)、
Miiの射撃タイプでも部分的にしか再現できませんし…。」
「ボクはどんちゃんを予想するね。
ちょっと戦いのイメージから離れているかもしれないけど、
『ちびドラゴンと不思議なオーブ』のような勇者コスにしてみたりすれば
剣士として戦えるかもしれないよ?」
「ボクもクッパと同じでアイスクライマーかな? 絶対復活方法があるはずだよ!」
「ボクはピチューを予想するね。ピカチュウとの差別化を図って、
ダメージを受ける電撃技も減らして強化して復活してほしいな。」
「オイラはリュウに続いてのケンを予想するな。
オイラはストファイシリーズをよく知らないが、ケンはリュウと違った個性が出せそうなんだ。」
プリン
「あたしはほねクッパを予想するわ。 クッパとは違った個性が出せそうだし、
ドクターマリオのように技の一部を変えれば別キャラクターとして出せるわね。」
マリオ
「なるほど、大半は任天堂キャラを予想しているね。」
プリン
「でも…東方Projectのキャラとか、イマドキの某妖怪とかに至っては難しいわよね?」
マリオ
「任天堂でもナムコでもセガでもカプコンでも、そしてコナミでもないからなぁ…。」
マリオ
「ところでクッパ、例のアイスクライマーの復活方法ってどんなんだい?」
「気になるなぁ…。 聞かせてよ、お父さん!」
「さて…その復活方法を教えてやろう。
この会議をPCやスマホなどから見ている諸君もよぉーく聞いておけ!
話し終わるまでは一時も目を離すんじゃないぞ!
桜井さんはクライマーが動かせない理由を『3DSのスペック不足』と言ったな?
それはスマブラXまでの動きを3DSにそのまま移植しようとしたからだろう!
スマブラXまでの動かし方なんじゃ、そりゃあ3DSや8人乱闘で動くはずがない!」
「じゃあどうやって復活させるんだい!?」
「データを1から作り直すのだ!!」
「1から作り直しだと!? そんな事から始めなければならんのか!?」
「よく聞け、ガノンドロフ、ヤツらはスマブラXやスマブラDXのデータが使えない。
そもそもスマブラDXのデータに至っては古すぎるから流用が無理だ。
そうとなれば1から作り直す以外に他ないだろう。」
「ん? ドクターマリオとミュウツー、ロイのデータは1からの作り直しだったんですか!?」
「その通りだ、ロゼッタ。ヤツらもデータが1から作り直されている。
だったらその方法でアイスクライマーも復活できる!」
「ただ、さっき言ったように、Xまでの動かし方ではダメだ。
Xまでの挙動だと、2人がバラついた時に相方のナナが完全なCPU操作になる。
その挙動では普段からナナにCPU操作がかかっているのに、バラつけば相当なスペックを食う。
そりゃあ桜井さんでも3DSで動かせないワケだ。
だから、3DS/WiiUではモーションを作る際にそういったバラつきを消すのだ!」
「バラつきを消して…、それでどうやって動かすんだ?」
「じゃあ3DS/WiiUのロゼッタ&チコはどうして3DSでも動いている?
それが分かれば簡単に紐解ける話なのだ。」
「あ! そういえば2人同時操作だったな!」
「その通り! バラつきを消して、2人同時操作という形にすれば容量も食わずにすむ!
吹っ飛ぶ時も2人一緒にして、より2人1組を強調した形にするのだ!」
「でも掴まれた時の動きはどうするの、お父さん?」
「Jr.は鋭いな。 掴まれる時も、2人一緒に掴まれるようにするのだ!
とくにドンキーコングの前投げの時は、2人とも抱え上げられるようにすれば良いのだ!
ロックマンに掴まれる時も2人一緒に掴まれる形にすればクライマーはバラつかない!」
マリオ
「なるほど! そういう事か!」
「それだったらアイスクライマーも復活できるね!」
「ところで…攻撃の挙動についてはどうするの、お父さん?」
「相変わらずJr.は鋭い所を突いてくるな…。
これはロゼッタ&チコを研究して分かったんだが、
攻撃系のボタンを押せばその時の操作に対応した攻撃が発動するが、
その際の2人のモーションや判定は違っていても良いっぽいのだ!
それを利用して、ポポの後ろにいるナナのモーションと判定発生をフレーム単位で微妙にずらして、
擬似的にだがスマブラXっぽくする事もできそうなのだ!
だからといって、切り離しを入れてはダメだがな。
そうしてしまってはせっかくのアイスクライマーが動かんぞ。」
「色換えで操作するほうがナナになるシステムについてはどうするの?」
「ムムッ…それについてはだな…、
手前に立つ役割りがナナになる、というシステムに微変化させる手があるな。
仕上がり次第では、アイテムを持てるのは手前に立っているほうだけになるだろう。」
「…と、ここまで話してきたが、この復活方法はどう思った?
ぶっちゃけ言ってしまうと、バラつかないロゼッタ&チコみたいにしろって事になってしまうがな。」
「ひえぇー、たまげた! こりゃ完璧じゃん!」
マリオ
「奥の奥まで計算がなされているね!」
「やるなぁ、クッパ! ボクもビックリしたよ。」
「こうすれば復活間違いなし!」
「正直、ここまで高評価とは想定外だったな…。」
「ここまで頑張ったクッパへのご褒美に一曲歌うぞー!!」
「あっ、それはやめて! …というか、いつの間に!?」
ホゲエエェェェーーッ!!
「うがあぁぁぁーっ!! この酷い歌声は何だぁぁーっ!?」
「逃げるんだよおぉぉーっ!!」