ルキナ
「それで、第32回のamiiboレポートの報酬がこのピクミン&オリマーというわけです。」
プリン
「ルキナ、よく見つけたわね!」
「そういえば、黄ピクミンはちゃんといるんだね。」
「ですね。 サンプル画像ではオリマーの後ろに隠れていたんですね。」
ネス
「という事で、これからよろしくね、オリマー!」
「こちらこそよろしく頼む、そして私の周りのピクミン達もな。」
プリン
ルキナ
「実は最初は英雄王マルスを手に入れる予定だったんですが、
肝心の英雄王がどこにもなかったんです。
前半で調べた2店舗も取り扱っているamiiboが少なく、かつ購入は1人1点。」
ルキナ
「とくに1店舗目は散々でした。
あみぐるみヨッシーとゼロスーツサムス以外はいつものメンツしかなかったんです。
最後の店舗では運よくオリマーが見つかったので、
15分ほど考えた末にオリマーの購入を決めました。」
プリン
「つまりマルス王子は手に入れられなかったのね。」
「マルスのamiiboは、今ではどこに行っても見つからないっぽいね。」
「うーん…再再販を待つあるのみでしょうか…。」
「私にいい考えがある!」
ネス
「いい考え…って何だい?」
「先日の番外編9のような遠出でしょうか? …違うか。」
「ヤフオクを使う手だ! ヤフオクなら高確率でamiiboを…」
???
「バカなことを言うな、オリマー!!」
「こ…この声は!」
プリン
「やっぱりクッパだわ! いつの間に!?」
「何をふざけた事を考えているのだ、オリマー!
ヤフオクでamiiboを転売しているヤツらはただでさえ厄介だというのに、
そいつらから買うとなると、定価よりも高い値段で買うことになり、
結果的に大損になってしまうのだぞ!
そんなバカな真似をするよりも、再再販を待ったほうが何倍もいい!
(…海外限定のレア物がどうしても欲しいとなれば話は別だが。)」
ルキナ
「クッパに同情しますね。私は以前にも転売に関する話をクッパから聞いています。」
「まったく、来て間もない新入りを叱った例はキサマが初めてだ!
ヤフオクからamiiboを買ったりなんかしたら、自分自身はゲオられると思え、オリマー!」
「ご…ごめんなさい…。」
プリン
「そういえば『ゲオられる』って、なに?」
「一度買われたある商品が、中古の商品を取り扱っている店舗『ゲオ』に送られてしまう事です。
つまり私達の場合なら、この会議から追放されるという事でもありますね。」
「前例としてキノピオが一度ゲオられたんだよね。プリンも気を付けな。」
プリン
「キノピオはどうやって助かったの?」
ネス
「ゲオられた事を知ったフォックスが場所を特定して、買い戻してくれたんだ。
キノピオは運が良かったのさ。」
「おぉーいっ! マリオが戻って来たぞー!!」
ネス
「何だって!? ついに長い治療が終わったんだね?」
マリオ
「ただいまー!! ついに怪我が完全に治ったよ!」
「ドクターからも許しが出たし、これで兄さんは完全復活だね!」
ルキナ
「お帰りなさい! 待っていましたよ!」
ネス
「お帰り、マリオ! 一時はどうなるかと思ったよ。」
「お帰り! 大変だったね。」
マリオ
「皆、ありがとう!!」
…ブオオオオオーン!!
「あ、マリオさーん!! お帰りなさーーいっ!!」
「オイ! スピードを落とせ、キノピオ! そっちは崖だ!!」
キイイィィィィィーッ!!
「あっ! あぁっ!! ああぁぁぁーーーっ!!」
ガッシャーンッ!!
「あーあ、真っ逆さまに落ちていったや…。」
「…マリオと入れ替わりに、今度はキノピオが医者送りですか。」
「ドクターは大儲けだろうな、ここに来てから軽く4回は治療しているし。」
ネス
「まったく…やれやれだね。」