カオスクライマーの日記

マリオシリーズの話題を主体に記事を書いています。

マリオカート8デラックス 新しいバトルモード『パックンvs.スパイ』の紹介

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何だこの新バトル!? とても楽しいぃぞぉ!

マリオカート8デラックスより追加された新規ルールのバトルモード『パックンvsスパイ』、

これがハチャメチャで面白い。そんな白熱の新バトルをこの記事で詳しくご紹介。

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『パックンvsスパイ』は、参加プレイヤー達が

逃げる側と捕まえる側の半々のチームに分かれて戦う新規のバトルモード。

最大人数の12人ならば6vs6で戦うチームバトル。

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捕まえる側のパックンチームはパックンフラワーをカート手前に装備し、

ステージ内を逃げ回るスパイチームを捕まえていくのが目的。

スパイチームのプレイヤーが近くにいると、パックンの頭のサイレン灯が点灯する。

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このようにスパイのプレイヤーをパックンフラワーで捕まえると牢屋に閉じ込める事ができる。

スパイチームのプレイヤー達を制限時間内に全員牢屋に閉じ込めれば捕まえる側のチームの勝利。

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ただし、一筋縄ではスパイは捕まらない。

攻撃アイテムをスパイにぶつけてひるませ、パックンで捕えるべし!

スパイの正面から挟み撃ちする手段もアリ。

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スパイチームは制限時間まで1人でも逃げ切れば勝利!

捕まってしまった仲間は牢屋の下にあるスイッチを押す事で救出する事が可能。

仲間が複数人捕まっている場合は、その全員を救出できる。

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仲間が捕まっている牢屋は、決まった位置に1~3ヶ所設けられる。

しかしオリの前でパックンチームが待ち伏せている事があるので、無防備で助けようとするのは危険。

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スパイチームもただ逃げ回るだけでなく、アイテムを使ってパックンチームに反撃する事もできる。

パックンチームにアイテム攻撃を当てれば、相手はスピンしてひるみ、

パックンフラワーもひるんでしばらくかみつけない、ひるませた隙に仲間を救出しよう。

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ついでにダッシュキノコの加速状態で牢屋を壊していけば、

仮にパックンチームの待ち伏せがいても捕まりにくいだろう。

救出された仲間は数秒間点滅してアイテム攻撃やパックンのかみつきを受け付けない。

反対にパックンチームはこうしたスパイの反撃に気を付けたい。

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捕まってしまった仲間は右上のアイコンが暗い表示に。牢屋の位置はマップに表示される。

牢屋のアイコンの数字は捕まってしまった仲間の人数、

生き残っているスパイはパックンチームの不意打ちに気を付けながら仲間を助けていこう。

敵チームのアイコンは、近くにいる相手のみマップに表示されるため、

遠くに誰が待ち伏せしているかは分からない。ある程度の先読みが試される。

(パックンチームもスパイが近くにいる時のみ、マップに敵の位置が表示される)

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ちなみに、各ラウンドで決着が着いて次のラウンドに進むと、

スパイチームとパックンチームの役割がまるごと入れ替わる。

前ラウンドで逃げるチームだったメンバーはパックンチームに

反対に捕まえるチームだったメンバーはスパイチームになる。

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青チームがパックンチームになった際、捕まえるパックンフラワーの色も青になる。

スパイになって逃げ回る赤チームの面々を全員捕まえていくべし!

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反対に赤チームがスパイチームになった際には、

牢屋や解放用のスイッチも赤くなるという細かい変化がなされている。

 

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この新しいバトル『パックンvsスパイ』、対人戦がとにかく熱い!

大人数で盛り上がりたいならオススメのバトルモード、あなたもどうぞ?

なお、丁重にお断りしていてはこの楽しさは分からない。

マリオカート8デラックス 購入レビュー・その2

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マリオカート8デラックスで進化した要素は1記事だけでは語りきれない。

前回・5月2日に投稿した分では語りきれなかった新しい要素をピックアップ。

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8デラックスでは、前回紹介したアイテムの2つ持ち以外にも

さらにいくつか新しいシステムが追加されました。その1つが『ハンドルアシスト』機能。

この機能を使うとコーナリング制御が自動で補助され、コースアウトを最小限まで防ぐ事が可能。

ハンドルアシストが機能している時は、このようにアンテナが光ります。

これを使えばレインボーロードだって怖くない!

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ちなみに、ハンドルアシストのON/OFFは、カスタマイズ選択のこの画面で

+/-ボタンでステータスを表示している時にLボタンを押す事で設定可能。

また、レース中でも+/-ボタンを押してポーズメニューを開き、

ハンドルアシストのON/OFFを途中から変更する事もできます。

なお、タイムアタックではハンドルアシストONで走る事はできません。

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そしてもう1つの新機能、『オートアクセル』。

文字通り、アクセルボタンを押していなくても常に走り続ける事ができます。

アーケードグランプリシリーズから逆輸入された要素の1つですね。

ただし、ずっとアクセルが踏まれている状態なので、

ハンドルアシストOFFで大きくふらつくと制御が利かなくなってくるというデメリットも。

バック走行をする事もできないので注意。(ロケットスタートはアクセルボタンを押して行う事が可能)

なお、オートアクセルはタイムアタックやバトルモードでは設定不可。

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そして、マリオカート8デラックスの新テクニック『ウルトラミニターボ』!

スーパーミニターボのさらに上、3段階目のミニターボこれがスーパーミニターボ3だ

ウルトラまで溜まると紫色の火花が発生し、発動すると約2秒半もの長いターボが発動!

とくに長いカーブでは、ウルトラミニターボ発動の絶好のチャンス。

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ちなみに軽量級キャラクターはミニターボが早く溜まりやすく、

ウルトラミニターボまで繋げやすくなっています。

なお、ウルトラミニターボはハンドルアシストをOFFにしている時のみ発動可能であり、

アシストをONにしていると2段階目のスーパーミニターボまでしか溜まりません。

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WiiU版で15年4月に追加された超速排気量の200ccクラス、

今作ではタイムアタックにも200ccバージョンが追加されました。

とくにコーナーが多いコースではドリフトブレーキを上手く使わないと攻略が難しい。

スタッフゴーストも200cc専用のものが設けられています。

(その中でもクッパキャッスルGBA リボンロードの200ccゴーストはとくに速い)

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これがドリフトブレーキ。マシン後輪のブレーキエフェクト、

デラックスでは150cc以下でも発生するようになっていました。

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この他にも、攻撃アイテムがヒットした時にキャラクターがアクションをしやすくなっていたかな。

少し間が開いてヒットすればアクションをします、ボムへいをぶつけてもアクションをするように。

WiiUの時はアイテムを当てても全然アクションをしない事が多かったのですよね。

心なしかゲームスピードもWiiU版より早くなっていたような気がしました。

そう感じているのか、主に150ccや200ccがWiiU以上に速いような気が。

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最後はゴールデンな隠し要素の解禁条件をご紹介。

紹介映像から既に存在が判明していたゴールドマリオやゴールドカート、ゴールドタイヤは

いずれも特定の条件を満たすと手に入る隠し要素となっており、その条件が以下の通り。

(※ネタバレ注意! 大丈夫な方は文字反転でどうぞ。)

ゴールドマリオ:200ccの12カップすべてで総合優勝

ゴールドカート:ミラーの12カップすべてで☆1つ以上のランクで総合優勝

ゴールドタイヤ:150ccタイムアタックで48体すべてのスタッフゴーストを倒す

ゴールドカイト:獲得コインマイレージの合計が5000枚に達する

 

ちなみにゴールドマリオは、発売前に予想していた通りで

アーケードグランプリDX同様にメタルマリオから選ぶカラーバリエーションでした。

解禁までの道のりはハード、厳しい場合はハンドルアシストを使ってみると良いかもしれません。

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アイテム2つ持ち、進化したバトルモード、ハンドルアシスト、オートアクセル、ウルトラミニターボ

色々な要素が追加されてWiiU版から明らかにデラックスになっていました。

売り切れの店舗が出てきている辺り、一定以上普及している事は確かのようなので、

今後アップデートや有料追加コンテンツの展開でさらにデラックスにならないかな。

マリオカート8デラックス 購入レビュー・その1

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買ってきました、マリオカート8デラックス

WiiUマリオカート8よりあらゆる所がデラックスになったニンテンドースイッチの新作、

こちらでも早速購入し、一通り遊んでみました。ちなみにスイッチ最初のマリオタイトル。

この記事ではWiiU版より新しくなった所や変化した所などを色々と取り上げていきます。

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起動してキャラクターを選ぼうとしたら早速この状態。

8デラックスではほとんどのキャラクターが最初から選べる仕様になっていて、

画像の42キャラクターはすべて初期キャラクター。

過去のマリオカートシリーズよりクッパJr.カロンキングテレサが復活、

そしてスプラトゥーンよりインクリングのガールとボーイが新しく参戦。

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ちなみに紹介映像に一瞬登場していたゴールドマリオは隠しキャラクター。

ある条件を満たせば解禁できるのですが、その条件が非常に難しい。

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一方、マシンパーツについては最初から使えるものはそう多くない模様。

大方の隠しパーツはコインマイレージを溜めていく事で解禁されていきます。

新しくアンロックしたパーツは、パーツアイコンの左上に『!』のマークが。

(最初から使えるマシンパーツは、フレームがスタンダード系フレーム×3にスティールダイバー

 ターボ・ワン、スニーカート、わくわくビートル、スーパーコメット、

 きせかえスクーター、スプラバギーの10種、

 タイヤがノーマルタイヤ、ワイルドタイヤ、ローラータイヤ、

 リングタイヤ、ブロックタイヤ、スポンジタイヤの6種、

 グライダーがスーパーカイト、パラシュート、パラフォイル、セイルプレーンの4種)

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WiiU版で14年8月に追加されたメルセデス・ベンツのコラボマシンもすべて続投。

コインマイレージを溜めていく事で徐々に解禁されていきます。

こんな感じで今作の新キャラや復活キャラをベンツに乗せる事が可能。

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キャラクターやカートのステータスについては、WiiU版よりリニューアル。

当時より性能が色々と変わっているようです。マリオなら基本性能はこの通り。

いかにも彼らしい、すべての性能が平均的で扱いやすい性能に。

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コース選択ではWiiU版でDLCだった分を含めた48コースのすべてが最初から走れる仕様に。

順当に簡単なカップからクリアしていくのもアリ、

逆にいきなり難しいカップから挑戦していくのもアリに。

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そして、マリオカート8デラックスにおける注目ポイント、

レース中にアイテムを2つまで持てるようになりました。過去作の2つ持ちとはちょっと違う。

今作では攻撃アイテムを装備していなくても2つ目のアイテムを手に入れる事が可能になっています。

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加速アイテムを持った状態で2つ目のアイテムを手に入れる事も可能。

(ダブルダッシュと違って1人乗りなので、ドライバーの交代も不要)

加速アイテムを使った駆け引きがより激しいものになっています。

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マリオカート8デラックス、全体的にWiiU版より被弾しやすくなっていましたね。

アイテムの2つ持ちと踏まえて、グランプリの難易度も相対的に上がっていました。

オンライン対戦でも1位を長く維持する事は難しくなっています。

今作では1位からちょっと差が付いた辺りから加速アイテムが出るようになっていますが、

逆に下位でも攻撃アイテムがよく出る、それがWiiU以上に出るわ出るわで

下位同士の潰し合いに巻き込まれるとやはり打開が厳しい。

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WiiU時代に存在した、左右にぴょんぴょん跳ねて加速効果を増強する『サンダードリフト』、

左右にねじれて加速した状態を維持する『ねじれドリフト』といったバグ類いのテクニック、

いずれも8デラックスでは廃止されているようです。

上の画像はWiiU版、ぴょんぴょん跳ねたほねクッパがスピードアップして

後ろのドンキーコングベビィピーチを大きく引き離すような効果がありましたが、

8デラックスで同じようにやってみても加速効果は現れませんし、

ねじれてスピードを上げようとするとむしろ減速しているような?

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マリオカート8デラックスにおける最大の注目ポイントはやはりバトルモード、

バトル専用のコースが8種類用意されただけでなく、

従来のふうせんバトル以外にも4種類の異なったルールが登場。

ボムへいを投げまくって風船を割っていく『ドッカン!ボムへい』、

ステージに置かれたシャインを全員で奪い合う『いただきシャイン』、

ステージに散らばったコインを集めていく『あつめてコイン』、

逃げるチームと捕まえるチームに分かれて戦う、早い話がケイドロ、『パックンvs.スパイ』。

前作までと比べても格段にパワーアップしており、バトルモードは最後まで気が抜けない。

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ちなみにバトル専用コースはこの8種類。レトロステージも3種類収録されています。

(GC ルイージマンション3DS ウーフータウンはオリジナル版よりBGMの変化あり)

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バトルモード限定アイテムとして、スーパーマリオカートから『ハネ』が復活。

高く飛び跳ねて相手の風船やシャインを奪う事ができるアイテムになっています。

着地後にはダッシュ。正面から迫ってくる相手から逃げるにも有効。

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ちなみにバトルモードで1位になったり、いただきシャインでシャインを奪ったりすると

このようにキャラクターの頭に王冠が付きます。

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しかし、マリオカート8デラックスにも気になる点・欠点はあった。

まず始めに気になった点、上位の時のコインの出現率が高すぎる模様。

1位の時に単品のアイテムボックスから出るアイテムが5割以上はコイン。

防御にはいくつか置かれているダブルアイテムボックスに頼らざるを得ない事もしばしば。

1位の真後ろを追っている状態でも、コインがけっこうよく出る。

コインの出現率をもう少し(おおよそ10%ほどかな?)下げてほしいものよ。

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もう1つ、何があったのやら、バグなのかMiiが常に無表情。

WiiU版ではあんなに感情豊かだったのに。ダメージを受けても、アイテムを当てても、

勝っても負けても表情1つ変わらないポーカーフェイス。アップデートで改善してほしいですね。

(※5月18日のアップデートで無表情が修正されました)

(このMiiは20年後の未来からやってきた、トランクs…って、オォーーイ☆)

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相変わらず強制的にヘルメットが付けられているのも気になるので、

せめてノーマルスーツだけでもヘルメット無しのバージョンが追加されないかな、

せっかくニンテンドースイッチMiiの髪色が増えた事ですからね。

(それにオンライン対戦やローカル通信の合流画面でヘルメット無しのMiiのモデルがありますし)

髪はなびかなくても構わないので、追加されるといいなぁ。

追加コンテンツ辺りでディディーコングやキャサリンも復活参戦しないかな?

何度も言ってきた事ですが、アップデートや有料追加コンテンツで参戦するといいなぁ…☆

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予想以上に長くなったので、今回はここまで。

後日『その2』にてウルトラミニターボやハンドルアシスト機能などを取り上げていこうかと。

wario-1021.hatenadiary.jp

amiibo会議 第160回 -1-2-Switch編・その5 『赤ちゃん』-

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クッパ

「この1-2-Switch編も残す所あと2回、

  よーし、今日はこの『赤ちゃん』を遊んでみるぞー!!」

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ワルイージ

「噂の赤ん坊ゲームをやっていくのか、腕前のほうは大丈夫なのか?」

ワリオ

「さあな。そもそもこのゲーム、赤ん坊のあやし方が雑だと泣き止まないし難しいぞ。」

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クッパ

「2月にちょっとだけ言及したこのゲームだが、改めて解説していこう。

 携帯モードにしたニンテンドースイッチ本体を赤ん坊に見立てて、

 ゆっくりとリズミカルに赤ん坊をあやして寝かしつけるのが目的だ!

 ただ、非常にスリリングだから気を付けるように、

 そっと寝かしつけないと起きて泣き出してしまうぞ!!」

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クッパ

「この手のゲーム、ワガハイのように育児経験がある者が多少有利かもしれん。」

トゥーンリンク

「あ、そうか。クッパは息子のクッパJr.を育てているからね。…コクッパもだっけ?」

ルイージ

「あぁ、クッパ7人衆? 最近のクッパ7人衆は子供設定じゃないから、

 7人衆もクッパが育てていたかは知らないなぁ。」

時オカリンク

「あれ? クッパ7人衆って、クッパの子供達じゃなかったんだね。」

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クッパ

「…ただ、今はTVモードにしているのだが、この場合どうやって遊ぶのだ?」

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クッパ

「ムムッ? 右のジョイコンを赤ん坊に見立てるのか、なるほど。」

クッパJr.

「これを優しくあやして、ゲームの中の赤ちゃんを寝かしつけるんだね。」

ワルイージ

「やれやれ、本当に大丈夫なんだな?」

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クッパ

「いよいよ始まったぞ! おぉ、よしよし、良い子だ。」

ディディーコング

「へぇ~、あのクッパが優しくジョイコンをあやしてる。」

ヨッシー

「普段のクッパからはとても想像できないね。」

テレサ

「こういう一面はゲーム内ではかなり少ないですからね。」

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クッパ

「ムムッ。よしよし、寝始めたようだな。後はそっと寝かしつけるだけか。」

クッパJr.

「寝かしつけ方が悪いと起きちゃうよー。」

クッパ

「もちろん、分かっておる。」

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クッパ

「よし、クリアなのだ! 38秒か、ワガハイにかかればまぁこんなものか。」

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クッパ

「しかし思った以上に今回は早く寝付いたな。今回の赤ん坊はとくに良い子だったのかもしれん。」

ルイージ

「さっきボクも何回かやってみたんだけど、

 たまに優しくあやしても全然寝ないで泣き続ける時があったんだよね。」

デイジー

「あら、そうなの? やっぱり赤ちゃんにもバリエーションがあったりするのかしらね?」

マリオ

「けっこうランダム性が強いのかな? とにかく、今のクッパはラッキーだったのかもね。」

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クッパ

「ちなみにこの赤ん坊ゲームだが、くれぐれも乱暴にあやさないように。

 絶対に殴ったり、投げ飛ばしたりしてはならんぞ。」

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クッパ

「とくに投げ飛ばしたりなんかすると、月を突き破るほど飛んでいくかもしれん。

 まず第一に、赤ん坊の泣き声に苛立ちを覚えないように。」

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りんご

「月ーー!? 例えが大げさすぎるー!!」

リュカ

「ちなみに、もし殴ったりしてしまったらどうなるんですか?」

ヨッシー

「どうなんだろう、その時点でゲーム失敗なんじゃないかな。」

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ワルイージ

「あのー、クッパ? さっきからコイツがすごくやりたそうなんだが。」

テレサ

「それに、なんだかすっごく興奮していますね。」

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クッパ

「ムムーッ、このゲームはローティーンのお前にはまだ難しいハズだぞー?」

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アミティ

「よしよし、いい子だねー。」

ワリオ

「…あれ、満更でもなさそうだな。あやし方もとても上手だ。」

ドンキーコング

「赤ん坊の揺らし方もリズミカルでカンペキだ。

 ひょっとしたらあやし方ではクッパを超えているかもな。」

ディディーコング

「ひえぇ! もう赤ちゃんが眠り始めたみたいだよ!」

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マリオ

「すごい! たった45秒で寝かしつけたよ!!」

ヨッシー

「本当だね! 1分足らずで赤ちゃんが寝付いた!」

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アミティ

「あれー? これで終わりー?」

テレサ

「あれ、なんか不満そうだね、どうかしたの?」

アミティ

「だって、寝かし付ける以外にも色んなあやし方があると思って。」

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クッパJr.

「何を考えていたかは分からないけど、とりあえず『ジュニュウ』はないよ?」

アミティ

「あ、やっぱり?」

 

-次回、1-2-Switch編 完結!-

マリオカートシリーズ ヒストリー オブ ワルイージ (2003~2024)

マリオカート ダブルダッシュ!!(2003)

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ワルイージが初めてマリオカートシリーズに参戦。

この作品ではカートが2人乗りになっており、それぞれのキャラが誰かとペアを組んで走る。

2人乗りになった事で新しいキャラが続々参戦、ワルイージもその1人である。

マリオカート64より参戦していた相棒のワリオのパートナーキャラクターとして登場、

グランプリのライバルとして登場する際も50~100ccなら基本的にワリオとペアを組んで走る。

普段は重量級ドライバーのワリオと共に重量級カートのワリオカーに乗っているが、

ワルイージ単独としての性能は中量級ドライバーであるため、

ペアを組ませるキャラクターが軽量級や他の中量級ならば使用カートも中量級用になる。

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また、ワルイージ向けに用意されたイメージカートとして『ワルイージバギー』が存在する。

隠しカートであり、100ccのフラワーカップを総合優勝するとゲットできる。

中量級×中量級、または中量級×軽量級のペアなら使用可能。

比較的トップスピードに長けているが、ダートに入った時の減速が大きい。

マリオカートDS(2005)

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マリオカート ダブルダッシュ!!から引き続き続投。

隠しキャラクターであり、100ccのサンダーカップを総合優勝するとゲット可能。

ダブルダッシュに引き続き中量級レーサーとして参戦、バランスに優れたキャラの1人であり、

同じ中量級のマリオやルイージと比べると重さが少し高くやや重量級寄りの性能。

ショベルカーをモチーフにしたゴールド・マンティスや

三輪バギーのトリッパーといった、少し変わったイメージカートが設けられている。

今作で初めて登場したコース『ワルイージピンボール』は、

他コースにない特徴的なサウンドやギミックが設けられており、

個性的なBGMとともに人気の高いコースになった。

マリオカートアーケードグランプリ(2005)

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マリオカートアーケードグランプリのシリーズでは、実は初代から登場している。

レース終了後の表彰式画面にちゃっかりワルイージが出ており、

観客席の右下に彼の後ろ姿が確認できる。

マリオカートアーケードグランプリ2(2007)

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続編のマリオカートアーケードグランプリ2で、ワルイージがレーサーとして参戦。

新キャラクターとして、まめっちとともに追加された。

このため、レース後の表彰式の観客席からはワルイージがいなくなっている。

ダブルダッシュやDSと同様に中量級ドライバー、標準的な性能でバランスに優れている。

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ワルイージ向けの専用カートも設けられており、マリオコインを510枚集めると入手可能。

マリオカートDSに登場したトリッパーを彷彿とさせる三輪駆動のカートで、

通常のカートと比べて最高速が速いが、加速力が少し低いのが弱点。

マリオとルイージパックマンミズパックマンスペシャルアイテムが共用になっているが、

ワリオワルイージは専用のスペシャルアイテムがそれぞれ別々になっている。

顔写真にワルイージのひげを付けるひげミサイル、叩いて攻撃するアイテムはスパナ、

回復アイテムは栄養ドリンクなど、ワリオとはまた違った方向でヘンテコなアイテムだらけである。

マリオカートWii(2008)

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引き続き参戦。初期キャラクターで、最初から使用可能。

相棒のワリオと同じ重量級ドライバーになり、よりスピードや重さが上がってパワフルに。

それでも中量級だった頃の名残は残っており、他の重量級と比べて加速やドリフトの性能が高く、

オフロード走行やグリップの性能も少し補強されている。

このため、ワルイージを乗せるにあたって相性の良いマシンは非常に多い。

サバイバルバギーに乗せれば、長所の加速やオフロードはもちろん、

短所のドリフトも強化できるため、非常に安定した走行が期待できる。

今作ではバナナカップのコースとしてGC ワルイージスタジアムがリメイクされており、

ハーフパイプが追加された事でよりダイナミックなコースになった。

マリオカート7(2011)

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マリオカート7ワルイージはいないが、彼に関する特筆事項や

後述のワルイージピンボールに関する変更点があるため個別に記載。

それまでシリーズで(アーケード含め)4回参戦しておなじみの存在になっていた矢先、

いきなり参加レーサーの顔ぶれから姿を消した。

登場はバナナカップの最終コース『DS ワルイージピンボール』の背景のみ。

マリオカート7では新しいキャラクターが4人参戦と1人が復活しているが、

それらの新キャラクターが優先される形でワルイージはリストラされたという。

今作では開発の最後のほうまでワルイージも参戦候補としてギリギリ残っていたらしく、

コースだけがリメイクされているのはその名残と思われる。

ワルイージ本人がいないため、タイムアタックスタッフゴーストワリオが担当している。

ちなみにワルイージピンボールは今作から終盤の回転するバンパーが時計回りになり、

2つ目の鉄球が転がる坂道にはダッシュプレートが追加された。

加えてフリッパーは今作だと鉄球を弾いていない時に当たってもスピンさせられてしまう。

マリオカートアーケードグランプリDX(2013,2023)

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マリオカートWii以来5年ぶりに参戦、アーケードグランプリシリーズとしては前作から続投。

DS以来隠しキャラクターとなっており、レース中にマリオコインを集めて

タマゴスロットを21回回すとワルイージが使えるようになる。

…と、長い事データを保存するバナパスポートカードが必須の隠しキャラだったが、

2023年7月4日のアップデートで10年の時を経てついに初めから使えるキャラになった。

以降はタマゴスロット21回目に到達するとスペシャルカートのカラーバリエーションが貰える。

後述の作品を含めてだいたい中量級または重量級として参戦しているワルイージだが、

今作ではトップスピードが低く加速重視という軽量級寄りの性能になっている。

アーケードグランプリDXでは加速特化のキャラクターだったアカベイがいなくなっており、

ピーチやヨッシーと同じ加速重視の性能にワルイージが入る形となった。

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アーケードグランプリ2に登場したワルイージの専用カートも登場。

DXから『パープルストライク』と名付けられ、性能補正もハンドリングを補うものに変わった。

タイヤに滑り止めの溝が付くなど細かいデザインも少し変化。

こちらもマリオコインを溜めていく事で手に入れられる。

2014年夏に追加された『はじめてパック』のQRコードを使ってすぐに解禁する事も可能。

ただし、カートと一緒にワルイージが使えるようになる訳ではないので注意。

今作ではすべてのキャラクターを乗せる事ができるため、

曲がりやすいキャラの長所を伸ばすか、曲がりにくいキャラの短所を補うか、

それとも旧作と同様にワルイージを乗せて楽しむかはプレイヤー次第。

マリオカート8(2014)

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2013年のE3で公開された初報から復活参戦が発表、家庭版シリーズには6年ぶりに参戦。

マリオカートWiiと同様に重量級ドライバー。

クッパワリオといった最重量級キャラクターと比べて、ワルイージは比較的バランス寄り。

加速やハンドリングの性能が少し高いが、その分スピードや重さは抑えめ。

この特徴はマリオカート7以降のドンキーコングロゼッタと共通しており、

今作で新しく参戦したロイやリンクも同じ性能を持つ。

マリオカート8 デラックス(2017)

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マリオカート8と同じく、重量級ドライバーとして参戦。

前作と同じく少しバランス寄りの重量級となっており、

クッパワリオより加速やハンドリングが高めで、スピードや重さは抑えめ。

今作でワルイージと同じ性能になっているのはドンキーコングとロイだけであり、

ロゼッタとリンクはより性能が軽量化されて少し差別化された。

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そして、この扱いやすい性能と細い体形からワルイージは今作の最強キャラとなった。

バランスの良いハナチャンバギー、屈指の壊れ性能を持つローラータイヤorスカイローラー、

そして見通しの良い軽量グライダーのかみひこうきで組み合わせた性能が凶悪で、

ファンバウなど過去作の最強カスタムで苦手だった加速性能も補完されている。

そのため、オンライン対戦ではこのカスタムのワルイージが非常に多い。

元を正せばローラータイヤおよびスカイローラーが一番の元凶なのだが、

それにハナチャンバギーの性能とワルイージの図体を足す事でより壊れになるらしい。

マリオカートツアー(2019~2024)

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2019年10月23日開催のハロウィンツアーから参戦。DS ワルイージピンボールも再び登場し、

マリオカートDS以来にワルイージ本人で走れるようになった。

レアのキャラクターに分類されており、ドカンからの出現率は低め。

ショップのラインナップに並んでいる時は現在は3000コインからゲットできる。

スペシャルアイテムはダブルボムへい。カートの周りにボムへいを2つ装備し、

スライド操作でボムへいを2つ同時に発射する。ボムへいは並列に飛んでいく。

2020年10月のアップデート以降、ワルイージをレベル5以上にすると

専用アイテムのボムへいが3つに増え、攻撃力がアップする。

DS ワルイージピンボールは景観がごっそりリニューアルされ、

今までのシリーズにはない独特の景観になっている。

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また、2019年12月のロンドンツアーでは第2週のピックアップのウルトラレアとして

バスドライバー衣装のワルイージが登場し、以降も高い頻度で復刻されている。

バスドライバーワルイージスペシャルアイテムはトリプルバナナ、

カートの周りに3つのバナナを回転させて自分の身を守る。

前や後ろに投げてライバルを妨害する事も可能。

登場したての頃から長らくアイテムフィーバー中は最大で2組6バナナまでしか置けず、

フィーバー中に撒かれたバナナの束は古い順に消えていくという弱点があったが、

2021年9月のアップデートでより多くのトリプルバナナがバラ撒けるように修正された。

2020年10月のアップデート後、バスドライバーワルイージをレベル4以上にすると

装備するトリプルバナナの回転速度が上がり、防御性能がアップする。

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2021年10月のハロウィンツアー2021ではヴァンパイア姿のワルイージが登場。

ワルイージの新しいウルトラレアが登場するのはバスドライバー以来で実に約2年ぶりである。

ヴァンパイアワルイージスペシャルアイテムはボムへいキャノン。

前方に砲台を掲げ、中距離に向けてボムへいを一定時間連続的に発射する。

ボムへいは着地してすぐ爆発するため、文字通りのキケンな砲台である。

さらにヴァンパイアワルイージをレベル4以上にするとボムへいキャノンが強化、

前方に装備する砲台が2つになり、発射するボムへいの数が10発→12発に増える。

2023年6月に開催されたマリオVSルイージツアー2023では

前半の週のリーグ上位報酬としてワルイージバギーの新型、ワルイージバギーMk.2が登場。

リーグ戦で高いスコアを獲得して上位で通過しないとこのマシンを受け取る事ができない。

後に2024年2月に開催された探検ツアー2024でようやくピックアップショップに並ぶようになり、

ショップにワルイージバギーMk.2が並んでいる時は100ルビーから交換できる。

ワルイージバギーMk.2はジャンプアクション後のダッシュ時間が長いマシンで、

ジャンプ台やデコボコだらけの道のコースで有利になる。

マリオカート8 デラックス コース追加パス(2022,2023)

前述のマリオカート8デラックスの発売から5年後、

有料追加コンテンツの追加コース第2弾でDS ワルイージピンボールが三度登場。

何気に据え置きのゲーム機でワルイージピンボールを走れるのは初めてであり、

家庭版のマリオカートにおいてこのコースをワルイージ本人で走れるのはDS以来で実に17年ぶり。

景観はマリオカートツアーでリニューアルされたものが逆輸入されている。

ツアーでは走れるシーズンがかなり限られていたため、

8デラックスで追加コンテンツを購入さえすれば

新しい景観のワルイージピンボールがいつでも楽しめるようになった。

さらに第4弾ではダブルダッシュ!!で登場したGC ワルイージスタジアムWii以来に復活。

アーケードグランプリ2のワルイージカップのコースを彷彿とさせる外観になり、

新たにハーフパイプを使う事で通れる専用の道も追加された。

 

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ワルイージのホームステージはアーケードグランプリ2のコースを含めて4種類存在する。

GC ワルイージスタジアム、DS ワルイージピンボール

アーケードグランプリ2のスタジアムアリーナおよびワルイージスタジアムの4つで、

いずれもカーブやアップダウンが激しいコースとなっているため、堅実なコーナリングが求められる。

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GC ワルイージスタジアムや後にマリオカートWiiで、

DS ワルイージピンボールマリオカート7やツアーでリメイクされた後、

8デラックスではその両方がコース追加パスで収録された。

中盤以降のカップで登場するコースとなっているため、それ相応に難易度は高い。

トラップも非常に多いので、引っ掛かれば後続にも追いつかれかねない。

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現在に至るまで、ワルイージはアーケードグランプリシリーズを含めて

ダブルダッシュ、DS、アーケードグランプリ2、Wii、アーケードグランプリDX、

8、8デラックス、ツアーと計8回も参戦している。

性能は作品ごとにかなりブレがあるが、基本的に安定性に優れた挙動を誇っている。

もっとも、その安定さのおかげで8デラックスでは壊れキャラになっている訳だが。