アイツら4人は一体どこへ行ったのだ?」
「お父さん、4人は遠出している関係でいないみたいだよ。」
「遠出の際に、置き手紙を置いて行ったみたいだよ。」
「そうだったのか…。 だとしたら、もうすぐ戻ってくるはずなのだがな。」
ネス
「ただいまーっ!!」
「やっと戻ってきたか。それにしても妙に遅かったな…。」
「遠出先はかなり涼しくて快適だったよ! 熱中症の心配もしなくて済んだよ!」
「そうそう、いくつか写真を撮影してきました。 見てみますか?」
「気になるな、ちょっと見せろ。」
「ふむ…これは遠出先のとある山の山頂で撮影した写真か。」
「その通りです。 M7のカメラを使って、私が撮影しました。」
「写真から涼しい風を感じる…。我はこの風が欲しかったのかもしれぬ。」
「あなたも連れて行くべきでしたね、ごめんなさい…。」
「気にするな、いずれ次の機会に行けばいい。」
「ちなみにその山はこのリフトを使って登ったんだよ。
リフトが急角度で昇り降りしていく所があるから、降りるときは怖かったね。」
「分からんでもないな…。これがキノピオだったら大声で絶叫していただろう。」
「その後は4人でそばを食べてきたよ。そばを完食した後のそば湯も美味しかったね。」
「ドクターがそば湯をズルズルすすっていたのはちょっと気になったけどね。」
「ちょっとうらやましいなぁ。 ボク達も行きたかったな。」
ネス
「でも、1つだけできなかった事があるんだ。」
「ん? それは何だ?」
ネス
「amiiboレポートさ。これは遠出する前から4人で決めていたわけなんだけど、
登山した場所、そばを食べた場所、夕飯を食べた場所へ行くまでの
それぞれの道のりが想定外に遠かったんだ。」
「それで、夕食を食べ終わる頃には辺りが真っ暗になっていたんです…。」
「気にするな。 レポートについてはまた後日、別の遠出先で誰かに任せる事にしよう。」
マリオ
「…というわけで、次のamiiboレポートに出かける担当を決めることになったんだ。
レポートに行きたいメンバーはいるかい?」
プリン
「はい! あたしは行きたい!!」
「私も同じくだ。」
ルキナ
「私も行きたいです! 私がamiiboの販売状況を見てきます!」
「オイラも行きたいな!」
マリオ
「…まいったな、レポートに行けるのは基本1人、最大でも2人までなんだ。」
プリン
「そうなの!? 必ずしもあたしが行けるとは限らないのね…。」
ブオオォォーーン…
ドンッ!!
マリオ
「うわぁっ!!」
ピーチ
「他でもない私が行くわ! 他でもない私が行くわ!!」
「こいつぁひでェ…、マリオが轢かれてしまっているぜ…。」
「マリオ! しっかりしろよ、おい!!」
ルキナ
「ピーチ姫が行くのは…、私が却下します!
会議のリーダーになんてことをしてくれたんですか!」
ピーチ
「ガクッ!!」
マリオ
「うーん…次のレポートには誰を行かせるべきか…。」
「ピーチ姫の車に轢かれて大怪我している事を気にしてよ!
レポートに行かせるメンバーはボクらで考えておくから!」