バンクーバーバレーを後にし、摩訶不思議なRMXマリオサーキットを走ったマリオ一同。
次にやってきた舞台は3ヶ月ぶりのロンドンアベニュー。
この時ガチャの天井は50回に減少しており、ここで探偵のベビィロゼッタが登場。
バスドライバー服のワルイージも久しぶりに登場、
天井が緩和されていた事で彼らを引き当てやすくなっていた。
さらに新キャラとしてハンマーブロスの存在が確認され、
ファンの間でも盛り上がる大きな話題となった。
だが、このベビィロゼッタツアーを最後に雲行きが怪しくなるとは、
当時誰も知る由はなかった…。
ロンドンアベニューを去り、次にやってきたのはハンマーブロスツアー。
前期でボスに登場していたハンマーブロスがプレイヤーキャラ化、
他にもファイアブロス、ブーメランブロス、アイスブロスが一斉に参戦した。
都市コースはなし。新しいレトロコースとしてSFC ドーナツへいや1、
GBA クッパキャッスル2が登場。(後者は背景が同クッパキャッスル1の流用って…)
案の定、適正のキャラやカートは新キャラや課金マシンなどに偏っており、
強制参加のリーグで勝利するなら課金は必須も同然だった、が…
なんとガチャの天井が先述の50→100に戻ってしまった!
当然、引き当てるに必要なルビーもそれぞれのガチャで倍増。
しかもこのガチャではマシンのピックアップはなし。
かつてゴールドパスでラクにゲットできたカートも高額な課金専用と化けており、
GBA クッパキャッスル2が含まれるリーグにおける課金商戦をユーザーは煽られる事態に。
(※このダーククラウンはガチャから出てこない)
他にもハンマーブロスツアーでは、最後の巨大クッパがとにかく理不尽。
護衛の4人のブロス達のアイテム攻撃が厄介を通り越して鬱陶しかったに他ない。
巨大ほねクッパの悪夢再び。
突如急激に激闘化したハンマーブロスツアーを乗り越え、次はヨッシーツアーへ。
だが、初週ピックアップのイースターヨッシー、イースターバニー、イースターエッグ、
それら以外にヨッシー要素がとにかく弱く、
ヨッシー向けの看板コースは既存のGC ヨッシーサーキットの流用だけで、
新しくDS ヨッシーフォールズなどが出たりする事は一切なく、都市コースもなし。
ガチャの天井も引き続き100で、ガチャのシステム周りは元に戻ってしまった。
この辺りからゴールドパスのツアーギフトも貧相化が始まっており、
これらゴールドギフトの特別感も大きく薄れていた。
(しかもあかヨッシー組は年明けに4900円パックで売っていたため、首を傾げかねない)
他にも2週間分のガチャ以外にもまた別のガチャを出し、
過去ピックアップから再登場キャラやマシンへの課金を煽るなどが見られた。
天井となる顔ぶれがおらず、ウルトラレアで引き当てられるのは完全にランダム。
まともに目当てに向けて課金しようものなら今まで以上に必要な金額が増加している。
(煽られる課金額は以前からあまりにも高すぎたが、それが悪化した)
雲行きが大幅に怪しくなっていた中、次はエクストリームツアーへ。
スーパーマリオメーカー2のアップデートにちなみ、ビルダー姿のマリオやキノピオが登場。
このツアーで走るコースはすべて歴代コースのRX版(逆走+ギミック追加版)となっており、
SFC バニラレイク1やGBA クッパキャッスル2にもRXが登場。3DS ロックロックマウンテンェ…
…お分かりいただけただろうか?
この時点で3連続都市コースを走っていない。
しかも、この辺りからスペシャルオファー専用のキャラやカートも増え、
これらに課金しないと強制参加のリーグでまともに張り合えない事例が増えた。
課金商戦の激闘の次は、フラワーツアーへ。
新しいピックアップキャラにチョロプーやフェアリー姿のデイジーが登場。
フェアリーデイジーはイラストも数多く描かれるなど、ここに来て少し盛り返した。
長らく初報PVのみの登場だったプリンセスコーチもフラワーツアーでようやく登場。
バースデーガールも長らくピーチやロゼッタ向けの色しかなかったが、
ゴールドパス向けのギフトもひとまず勢いを取り戻していた。
マルチプレイ周りもチーム戦を実装、合流コードでフレンド手続きなく合流可能など、
厳しい雲行きながらも5月はポジティブな話題はいくつか存在していた。
フラワーツアーの最中、次はジャングルツアーである旨のアナウンスが発表。
しかし、そこでついに新コースが0になってしまう。…都市コースは?
でも、そのジャングルツアーではファンキーコング復活、
ディクシーコング参戦などが大いに歓迎され、主に彼らの参戦が喜ばれた。
マリカ7のバナナバギーがここで登場、マリカWiiのサバイバルバギーが復活、
マリカDSのジャングルカーゴが復活など、話題のタネは多かった。
だが、問題はジャングルツアー2週目だった。
以前から強制参加のリーグで課金を煽ってくるケースは非常に多かったが、
2週目リーグはコースの顔ぶれにジャングルやドンキーらしさのあるベビィマリオカップか、
ジャングルらしさがないうえに最適性が課金カスタムばかりのディディーコングカップか、
選ばれたのはディディーコングカップでした。(…らしさを捨ててまでそっちにしたか)
相変わらずの激闘を過ぎ、6月はクッキングツアー。
ここまでで6連続で都市コースなしで、SFC多めのレトロコースばかりしか走っていない。
もはや『世界を旅するマリオカート』とは。
ここでドライバーランクに100~150を追加、リーグ上限が40→50にアップ、
ハードチャレンジの実装などの追加がなされたが、
これらによりガチ勢以外お断りの空気が一気に強くなってしまった。
上記の新機能が初心者には取っ付きづらいシステムにすべて火に油で、
高みに行けるのはランクアップでゴールスコアを上げ、
課金しまくってウルトラレアのキャラやカート等を何度も引き当ててレベルを上げた、
絞りに絞られた廃課金プレイヤーのみとなった。
(※複数回同じキャラやカートやグライダーを当ててレベルを上げると、スコアが大幅に上がる。
また、リーグのマッチング周りも課金額やレベル差/ランク差が考慮されていない。)
ハードチャレンジに関しても、その果てしない苦労に見合った報酬がピンバッジしかなく、
従来チャレンジのように条件を達成した所で
ギフト用のグランドスターやガチャ用のルビーが貰える訳でもない。
コンプリート報酬もまたピンバッジだけなのがしょっぱさに拍車をかけている。
このクッキングツアーからルイージやワリオ、ワルイージやクッパJr.など、
ずっと課金専用だったキャラやカートの一部がまたショップでも買えるように。
ただしそれ以前のいつメンと比べて価格が倍以上に高く、必要なコインも相応に多かったという。
このツアーでも2週ピックアップとはまた別の50連ガチャが登場。
とにかくゴールデンなキャラやマシンをウルトラレアに収録して話題を作るも、
ヨッシーツアー同様に確実に手に入れられる保証のある例は何もない。
(そのため、目当てのキャラがいる場合は課金の闇を見る事になる)
マリカ8スタイルのN64 ピーチサーキットが追加されたピーチツアーも以下同文で、
ウェディングピーチ追加が話題になった事とライガーホットロッド復刻、
レッドキャビンが新登場&マシン専用なスペシャルガチャが出た事、
そしてツアーギフトが4月ヨッシーツアー並に貧相になった事を除き省略。
もはやこの貧相さ加減がスタンダードになりつつあるのだろうか。
以上、3月~6月までのダイジェストでした。
7月もSFC ノコノコビーチ2は実装されるも都市コースはなし、
8連続レトロコースばかりを走り続けています。
なんか今までに手に入れたお気に入りカスタムを愛でる以外にする事がなくなってしまったな~。
そもそもソシャゲ自体が儚いものですし、
いつかツアーで登場したキャラやカートを復刻した家庭版マリカとか出てほしいんですよねえ。
クッパJr.×ファイアホットロッドはツアーでも随一のお気に入りカスタムかもしれない。