ネス
「思った以上に相手チームが手強いなあ…負けが続いているや。」
リュカ
「逃げる立場になっても、上手いドンキーやキングテレサに捕まってしまうね。」
「どうかしたのかい?」
ネス
「あ、みんな! 今、マリオカート8デラックスでバトルモードの
パックンvsスパイをやっているんだけど、どうやっても勝てないんだよ。」
ネス
「パックンチームになって相手を捕まえようとしても簡単に逃げられるし、
スパイチームとして逃げ回っても近くにパックン達がいっぱい来る有様だ。」
マリオ
「えっ、そんなにやられるんだ!? これはよっぽど相手が強いのかな?」
リュカ
「スパイチームでやっと1~2回勝てるぐらいですし、どこが問題なんでしょう?」
「…!?!?」
「こ…これは!! オンラインのフレンド戦でやっていたのか!」
「うわーーっ!!しかもブログ主のSwitchだから、フレンド方がみんな手強いぞ!!」
「どうやら腕を鍛えている相当な猛者達を相手にしていたようだな!!」
デイジー
「すごく強くて歯が立たなかったでしょう、せっかくだし私達がコツを教えてあげる!」
リュカ
「教えてくれるんですか!? ありがとうございます!」
「でもこれから言うアドバイスは必ず勝てるというものじゃないから気を付けてね。
そもそもパックンvsスパイ自体、戦略性が毎回色んな方向に分岐しやすいから。」
「画面右上に逃げるスパイと残りタイムが表示されているから
スパイチームはこの時間いっぱいまで1人でも逃げ切ったら勝ち、
逆にパックンチームは時間内にスパイを全員捕まえられたら勝ちになる、
このルールは分かっているみたいだね?」
ネス
「ああ、そこは分かっているよ。そのうえで、どうも勝てないんだ。」
「マリオカートのバトルだから、アイテムを駆使する事も大事だぞ。
アイテム攻撃を当てれば相手がひるむ、上手く攻撃を当てて相手チームを追い詰める事が重要だ!」
「ただし、こうしたアイテム攻撃は同じチームの味方や自分にも当たる事があるんだ。
だから無神経にアイテムを投げると自分のチームを苦しめてしまうぞ!」
デイジー
「スパイはパックンに捕まると、牢屋に閉じ込められてしまうのよね。
生き残っているスパイは、捕まっている牢屋まで行って
牢屋の下のスイッチを押すと仲間を助ける事ができるわよ。」
ネス
「そこからが知らない所だなあ。その閉じ込められる牢屋って、位置が毎回ランダムなのかな?」
ピーチ
「いいえ、それぞれのバトルコースごとに決められた場所に閉じ込められるのよ。
牢屋は基本的に決まった2ヶ所に設けられているから、
スパイチームは右下のマップの牢屋アイコンの数字を見て助けに行ってあげてね。
その人数だけスパイの仲間が捕まっている。
それと、閉じ込められる牢屋は捕まる場所によって変わるわよ。」
マリオ
「ドラゴンドージョーは牢屋の位置が3ヶ所、SFC バトルコース1は1ヶ所になっているよ。」
「敵チームのアイコンは、自分や味方の近くにいる時にしかマップに表示されないんだ。
だから、相手がどこにいるか予測しながら動く事も重要だね。」
「バトルコース1の牢屋の位置はコース中央の1ヶ所で固定されています。
このため1回スイッチを押せば、捕まっている仲間を全員助けられますが、
その分リスクも大きく伴ってくる事があります。」
リュカ
「リスク…? 何が問題になってくるんでしょう?」
「リスクはバトルコース1に限った事じゃないけど、
牢屋の近くにはパックンチームの見張りがいる事があるんだ。
ボクも以前、こんなモアみたいなパックンの見張りにやられた事があるよ。」
ネス
「す…すごくパラガスに恨みがありそうなモアだね…。」
「牢屋が2ヶ所のバトルスタジアムだってこんな感じで見張りがいるだろうし、
バトルコース1は牢屋が1つだけだから、その分見張りが増えている危険性があるぞ!」
デイジー
「逆にパックンチームになったら誰か1人~2人牢屋の近くを見張っておかないと、
スパイに簡単に牢屋を開けられることもあるわよ。気を付けて!」
リュカ
「牢屋をがら空きにしすぎるのもいけないんですね。」
「見張りも難しいものだよ。場合によっちゃ、
見張っている場所とは別の牢屋を開けられる事もあるし。」
「スパイチームは仲間を助ける場合、あらかじめスーパークラクションを持っておくと良いでしょう。
音波の攻撃で見張りのパックンチームを蹴散らして、安全に仲間を助ける事ができます。」
ネス
「逆にパックンチームだったら、このクラクションにも気を付けないといけないって事だね。」
「そうです。パックンチームはアイテム攻撃を受けると
捕まえるパックンもひるんでしまい、その間はスパイに噛みつく事ができなくなります。
そのため、こうしたスパイ側からの奇襲にも注意して行動する必要があります。」
マリオ
「スパイチームにとってはダッシュキノコの加速も大きな武器になるだろうね。
奥から攻めてくるパックンをやり過ごしやすいし、牢屋から仲間を助けるときにも役に立つよ。」
「逆にパックンチームは猛スピードで奥から突っ込んでくるスパイにも警戒だね。
パックンフラワーの噛みつきが間に合わないんだよ。」
デイジー
「このバトルもただ走り回れば良い訳ではないのよ、スパイチームにはこんな戦法もあるわ。
パックンが追い付きにくい場所に逃げて、何ならそこでアイテムを溜めておく!」
ピーチ
「アイテムを2種類まで持てるから、溜めておけばパックンチームが来た時に逃げやすいかもね。」
リュカ
「こ…これって、デカライン高架下の一方通行のエリア!?
そこに逃げられていると、パックンチームは捕まえにくくなりますね。」
「そう。反対にパックンチームとなったら、このようなスパイに遭遇する可能性がある。
こうした一方通行の隠れ場にもよくよく警戒するんだな!」
「スパイチームと比べるとアイテムが攻撃特化で、加速系が出にくいからな。
あってハネぐらいだし、パックンのかみつきも思うほど長くはないから、
出やすい攻撃アイテムを上手く駆使して、スパイチームを捕まえるべし!」
「パックンチームとスパイチーム、お互い相手側の裏をかくように行動する、
それがパックンvsスパイを制するポイントだね。」
デイジー
「レースと違って、アクセル踏みっぱなしで走り続けていれば良い訳でもないのよ。」
ネス
「アドバイスありがとう! 今日の話を聞くと、スパイチームがちょっと有利なのかな?」
マリオ
「それは戦うコースにもよるね。スカイスイーツや3DS ウーフータウンなど
パックンチームが有利なコースもあるんだよ。」
「スカイスイーツは狭くて逃げ場が少ないし、ウーフータウンは2つの牢屋の間の距離が長くて
仲間を助けようとすると時間がかかるから、スパイチームがけっこう不利になるね。」
「あと気付いたかな? パックンvsスパイ固定のルールで遊ぶ場合、
次のラウンドではパックンとスパイの立場がまるごと逆になるんだよ。」
ネス
「ラウンドごとにパックンとスパイの役割が入れ替わっていたのはそういう事だったのか!
よし、今度こそはブログ主のフレンド方と良い勝負ができるかも!」
リュカ
「相手の動きを先読みすることも大事! いざ、勝負!」
「10分弱のアドバイスでしたが、これだけで勝てるんでしょうか?」
「これだけ濃いアドバイスをしたんだ、最強の集いが相手でも勝てる可能性が十分にあるだろう!」