「真・昇龍拳!!」
「うわああああああああーーーーーー!!」
「少し強すぎたかもしれんが、お前達は今に最大の朗報を目の当たりにする。」
「…ぁぁぁあああああああああわう!!」
ドシーーーンッ!!
「うおっ!? …ポポにナナ!! あの追放からどうやって戻ってきた!?」
ポポ
「う~ん…ここは…どこなんだ?」
「ちょうど良かった! 君達に大事なお知らせがあるんだよ。」
ポポ
「えっ!? 僕達、あのドクマリ達の所まで戻ってきたの!?」
ナナ
「う~ん…、そういえばリュウが言っていたリストラ時代の終わりって、どういう事なんだろう?」
「ポポにナナ、今までお疲れ様。君達のリストラ時代は、これで終わりだよ。」
ロイ
「文字通り、大乱闘に正式に復活できる事が決まったんだ!
新しいバトルは大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL、君達も復活参戦できるよ!」
「そして、お前達にもamiiboが作られる!!」
ポポ
「え!?」
ナナ
「えぇっ!?」
ポポ&ナナ
「ええええぇぇぇぇぇぇーーーーーーっ!?」
ナナ
「ぃやったあああああぁぁぁぁぁぁーーーーっ!!」
ポポ
「ああ…良かったあぁぁ!! 戦えなくて辛い思いももうしなくなるんだね!」
「これでもう安心だね! でもその体のままじゃ『アイスクライマー』としては戦えないだろう?
この肉体を元通りにするカプセル、作り直したから今度こそこれで元通りの姿になれるよ!」
「ただし副作用として、リストラされてからMiiの体だった時の記憶は
ほとんど消えてしまうようだ、その点は深く覚悟しておくんだな。」
ロイ
「先日、ウルフ達にも体を元通りにするためにカプセルを投与したんだけど、
副作用でリストラ特戦隊だった頃の記憶はすべて消えてしまったんだ。さあ、覚悟はいいかい?」
ポポ
「もちろん!! この際、3年分の記憶が飛んでしまっても構わない!!」
ナナ
「ウルフ達も復活参戦が決まったって事よね?
前線復帰するためにこの薬を使う覚悟を決めたんだから、私達だって!!」
「よし来た! そうこなくっちゃ!!」
「私達も全員スマブラSPECIALで続投する。では、またSPECIALで会おう!」
ポポ&ナナ
「さよなら、僕達/私達のリストラ時代!!」
……。
ポポ
「…あれ、ここは…どこだ?」
ナナ
「どこかに飛ばされたわ。あの氷山の頂上…かな?」
ポポ
「ムクリっと。」
ナナ
「よいしょっ。」
ポポ
「おや?このハンマーは…?」
ナナ
「ひょっとして?」
ナナ
「…! ねえ、ポポ。あの時の防寒着に戻っているわよ!」
ポポ
「そういうナナも元通りじゃないか! …って事は?」
ポポ
「やったーー!!元の体に戻れたんだーー!!」
ナナ
「これで私達も大復活!やったね!!」
ポポ
「…って、あれ? そういえば僕達、今まで何があったんだっけ?」
ナナ
「あら。何があったかしら? …あっ! それはともかく、いつかのライバルよ!身構えて!」
ウルフ
「フン、ずいぶんご無沙汰していたな。ポポにナナ!!」
ポポ
「う~ん、この感覚も久しぶりな気がするな~。なんだか慣れないねぇ。」
ナナ
「ずいぶん強そうになって帰って来たわね。かかってきなさい、ウルフ・オドネル!!」
ウルフ
「覚悟しろよ、お前ら!」
ポポ
「行くよ、ナナ!!」
ナナ
「任せて、ポポ!!」
こうして、(一発ネタから数えて)15年2月から続いたリストラ特戦隊の物語は、
おおよそ4年もの歳月を経てようやくハッピーエンドを迎えた。
新たなる究極乱闘は、もう始まっている!!
-THE END-