・マリオカートDS(2005)
マシン「Bダッシュ」が初登場。同作の代表マシンとして登場している。
バランスタイプのマリオ向けのマシンとしての登場のためか、
良いアイテムを引き当てやすい点以外は標準的でバランスが良い性能となっている。
この時はまだスピード特化のカートではない。
・マリオカートアーケードグランプリ2(2007)
DSのBダッシュを意識したと思われるマリオ専用カートが登場。
アーケードグランプリ2の代表マシンでもあり、同作のタイトル画面やゲーム筐体はもちろん、
データを書き込む磁気カードの表面など、同作の至る所にこのカートが登場している。
隠しカートだが、マリオコインを30枚集めればすぐに使う事ができる。
ノーマルカートと比べてトップスピードに優れており、代わりに加速力に劣る。
なお、コインマイレージを1590枚まで集めるとこのカートがチューンナップ、
苦手だった加速が補強され、トップスピードがさらに少し速くなる。
しかしアーケードグランプリDXには登場しておらず、このカートの正式な名前は不明。
・マリオカートWii(2008)
DSデザインのBダッシュの登場ではないが、
F1のフォーミュラカーをモチーフとした『Bダッシュ Mk.2』というマシンが登場。
中量級キャラクター用の隠しマシンとなっており、
タイムアタックではやいスタッフゴーストを24体以上出現させる事でこのカートを解禁できる。
中量級のカートの中でもトップスピードが非常に速く、重さもそこそこ高い。
しかしスピードと重さ以外の性能は決して高くなく、ドリフトが曲がりにくくミニターボ持続も短い。
普通のハンドル操作でも減速しやすいなど、コーナリング勝負を苦手としている上級者向けカート。
ちなみにこのマシンの韓国における名称は、日本語訳で『New Bダッシュ』らしい。
・マリオカート7(2011)
ついに7でDSデザインのBダッシュが帰ってきた。
コインを一定枚数集めると手に入る隠しパーツの1つとして再登場。(解禁される順番はランダム)
このマリオカート7から、DSのBダッシュはトップスピードに優れたマシンとなった。
組み合わせるタイヤをスリックタイヤやワイルドタイヤにすれば、
得意のスピードや重さがさらに強化されてパワフルなカスタマイズになる。
Bダッシュはスピード重視になった一方、代わりに加速力やオフロード性能は下がり、
アイテム攻撃などの減速には弱くなっているので注意。
・マリオカート8(2014)
有料追加コンテンツ第1弾を購入する事で追加されるマシンパーツの1つとして三度登場。
こちらもDSデザインのBダッシュであり、7に引き続きスピード重視の性能となっている。
スリックタイヤやサイバースリックにすれば、トップスピードをさらに強化できるが、
その反面で元々あまり高くないグリップがさらに下がりダートコースで滑りやすくなる。
ちなみに、Bダッシュの性能はターボ・ワンやPウイングなどと同じで互換性がある。
・マリオカート8 デラックス(2017)
7や8に引き続きDSデザインのBダッシュが登場。スピード重視の性能も前作までと同じ。
トップスピードが速いという特徴は固定されたようだ。
隠しパーツとなっており、獲得コインを増やしていく事で解禁される。
どこで解禁されるかはランダム。また、今作ではCPUのマリオがこのBダッシュに乗る事がある。
・マリオカートツアー(2019,2020)
DSデザインがまたしても登場。4作連続で登場しており、すっかりおなじみのマシンになった。
前作までからさらにディテールアップし、よりリアルな見た目に進化している。
ウルトラレアのマシンに分類されているため、ドカンガチャからは手に入れる事が非常に難しく、
仮にショップから買うにしても10000コインと非常に高い。
ダッシュプレートに乗った時のダッシュ時間や獲得ポイントがさらにアップする。
今作ではさらに色違いが多数登場した。
黒いボディの『ブラックBダッシュ』や和風の塗装を施した『かぶきダッシュ』、
恒常で手に入れられるレッドBダッシュ以外は、
ゴールドパスでの配布や限定のガチャでのみ入手可能と手段がかなり限られている。