カオスクライマーの日記

マリオシリーズの話題を主体に記事を書いています。

クッパ7人衆の歴史(1988~2023) 24年4月更新版

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マリオカート8にて新しくマリカシリーズに参戦した、最近活躍の場が多いクッパ7人衆。

実は彼らは元々クッパの子供達という設定であり、手下という設定になったのはつい最近の事。

この記事ではクッパ7人衆に関する歴史を初登場初期から現在までの活躍を紹介していきます。

スーパーマリオブラザーズ3(1988)

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登場順:ラリー→モートン→ウェンディ→イギー→

       ロイ→レミールドウィッグ

元々クッパ7人衆はスーパーマリオブラザーズ3が初デビュー作品。

クッパの7人の子供たち、「コクッパ7兄弟」としてデビュー。

この頃はまだ名前がなく、「コクッパ1、2」「〇〇の国のコクッパ」などと呼ばれており、

後に1990年に海外で本作が発売された頃ぐらいに彼らに個別の名前が付いた。

今作ではロイとルドウィッグが体重を駆使した地震攻撃を使って戦っていたが、

ルドウィッグ地震技を使うのはこのスーパーマリオ3とそのリメイク作限り。

なお、この当時はコクッパの性格付けや喋り方が現在とは異なっている。

とくにルドウィッグは今では考えられないようなキャラクター性だったらしい。

スーパーマリオワールド(1990)

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登場順:イギー→モートンレミールドウィッグ

       ロイ、ウェンディ、ラリー

スーパーマリオワールドより、「コクッパ7人衆」に総称が変更。

前作では誰も倒さずにクリアまで到達する事が可能であったが、

今作は基本的に最低でもイギーは倒さなければならない。

また、イギーとラリー、モートンとロイ、

レミーとウェンディは似た戦法をとるが、ルドウィッグのみ戦い方が独特。

この作品からルドウィッグが身軽なキャラクターになり、体重技を使わなくなる。

逆にモートンは今作から重量化し、体重を駆使した地震攻撃を使う事が多くなる。

ちなみにこの登場順はマリオ&ルイージRPGと同じ。

ヨッシーのロードハンティング(1993)

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登場順:レミールドウィッグ→ウェンディ→ラリー→

    モートン→イギー→ロイ

過去の登場作品では公式イラストとゲーム内のドットでデザインが大幅に異なっていたが、

この作品からゲーム中のキャラクターデザインが公式イラストのものと統一された。

また、本作はルドウィッグが珍しく序盤のほうで登場している。

実はコクッパ7人衆は序盤のボスであり、後半ステージのボスはカメックやノコノコなど。

・マリオ&ルイージRPG(2003)

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登場順:イギー→モートンレミールドウィッグ

     ロイ→ウェンディ→ラリー

新作への登場はヨッシーのロードハンティング以来でおおよそ10年ぶりとなる。

ストーリー内でクッパに乗り移った悪者・ゲラゲモーナの命令でマリオ兄弟に立ちはだかる。

登場順はスーパーマリオワールドの時とまったく同じものである。

なお、ロイ以降のバトルでは8ターン以内に倒さないとゲームオーバーになってしまう。

また、2005年のDSソフト『スーパープリンセスピーチ』でも登場する予定があったらしいが、

最終的に登場が見送られたため、彼らの出番は2009年までお預けとなる。

NewスーパーマリオブラザーズWii(2009)

登場順:ラリー→ロイ→レミー→ウェンディ→

       イギー→モートンルドウィッグ

2002年に発売されたスーパーマリオサンシャインからクッパの息子として登場した

クッパJr.との兼ね合いなのか、今までクッパの子供達という設定だった彼ら7人は

今作より全員「クッパの手下」という設定に変更された。

こうした設定変更によりクッパと血の繋がりのある息子が正式にクッパJr.だけとなり

7人衆はクッパとの親子関係がなくなってしまった…が、

その代わり今まで難しかったクッパJr.との共演が可能となり、

むしろこれを機に彼らの出番は着実に増えていく。

加えて7人のキャラクターデザインも今作から大きくリニューアルされた。

7人のうちの多くは甲羅の色が変更されているぐらいだが、

イギーやレミーの場合は髪型や髪色も新しくなっている。

今作では7人衆とはそれぞれ砦と城のステージで2回ずつ戦う。

ルドウィッグが身軽な敵キャラクターとして登場している事は相変わらずであり、

今作からヨッシーのふんばりジャンプやホーミング弾なども駆使してくるようになった。

7人衆最後の相手として飾る相応に厄介な相手である。

Newスーパーマリオブラザーズ2(2012)

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登場順:ロイ→イギー(ラリー)→ウェンディ→

    モートン(レミー)→ルドウィッグ

今作では砦のボスがスーパーマリオワールドでも登場したブイブイに変更されたため、

7人衆とは城ステージのみで戦うようになった。

イギーとラリー、モートンレミーはワールド分岐でどちらかに分かれており、

ラリーやレミーはそれぞれ裏ワールドで待ち構えている。

Wiiに引き続き「クッパの手下」達として登場。なおクッパJr.は今回は登場しない。

今作ではワールド1からロイと戦う事になるが、

タックルを使った戦法に変化し、地震攻撃を使用してこない。

ちなみにこのロイの戦法は、スーパープリンセスピーチで使う予定があった没ネタだそう。

そういった兼ね合いによってロイが地震攻撃を使わないため、

体重技を使ってくるのはワールド4で戦う事になるモートンだけとなっている。

今作ではヨッシーは登場しないが、ルドウィッグのふんばりジャンプは健在。

NewスーパーマリオブラザーズU(2012)

NewスーパールイージU(2013)

 

登場順:レミーモートン→ラリー、ウェンディ→

    イギー→ロイ→ルドウィッグ

今作でも各ワールドの城ステージでボスとして立ちはだかる。

砦ステージの大半はスーパーマリオブラザーズ3と同様にブンブンがボスを担っている。

7人それぞれの戦法は前述のNewスーパーマリオブラザーズWii

Newスーパーマリオブラザーズ2までとまったく異なったものに変化しており、

ボスステージのギミックに左右されてダメージを受けてしまう事も多い。

ラリーとウェンディはミントしょとうとフローズンだいちのワールド分岐式で、

前者ではラリー、後者ではウェンディが待ち構えている。

NewスーパールイージUでも引き続き登場し、登場する順番に変化はない。

マリオカートアーケードグランプリDX(2013)

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この作品ではカメオ出演クッパJr.カップのコースに7人衆の旗が登場している。

アートワークは7人ともNewスーパーマリオブラザーズWiiのもの。

なお、アーケードグランプリDXが2013年7月から稼働しており、

このクッパJr.のコースも初期バージョンから存在していたコースのため、

この時のカメオ出演マリオカート8に参戦する伏線になっていたと見れなくもない。

マリオカート8(2014)

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重量(軽い順):レミー、ラリー&ウェンディ、

        ルドウィッグ&イギー、ロイ、モートン

ついにプレイヤーが操作できるキャラクターとして7人全員が参戦。

また、団体呼称がこのマリオカート8から現在の「クッパ7人衆」になった。

公式でも「クッパ大魔王の子分」と扱われており、子供設定は完全に消滅したとされる。

性能はレミー、ラリー、ウェンディが軽量級、

ルドウィッグとイギーが中量級、そしてロイとモートンが重量級。

このうち最も重いのがモートンとなっていて、ロイは1段階軽い準重量級になっている。

ちなみにWiiUマリオカート8ではラリーとウェンディ、

ルドウィッグとイギーの性能はそれぞれまったく同じものとなっている。

なお、一番重いモートンはスピードもぶっちぎりであり、

トップスピードがものを言う今作のゲームバランスにおいてその頂点に君臨した。

スピード重視で反重力スピードも高いブルーファルコンにスリックタイヤを装着、

それにモートンを乗せた編成が強かったため、

ブルーファルコンに乗ったモートンがオンラインに大量発生していた。

モートンが同じ能力のクッパワリオほねクッパより小柄で見通しが良いのも大きな理由。

大乱闘スマッシュブラザーズfor Nintendo3DS/WiiU(2014)

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カラーバリエーションの並び順:

ラリー→ロイ→ウェンディ→イギー→

モートンレミールドウィッグ

3DS/WiiUともにクッパJr.のカラーバリエーションとして7人全員が参戦。

カラーバリエーションのため、専用のクラウンに乗って戦うスタイルもクッパJr.と共通している。

クッパJr.3DS版では隠しキャラのため、クッパJr.を解禁する事で一斉に入手可能。

WiiU版ではクッパJr.が初めから使えるためクッパ7人衆も同じように最初から選べる。

今作では7人衆の一人称や喋り方が昔と比べて一新されており、

新しい一人称や喋り方がフィギュアの解説文に書かれている。

パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズエディション(2015)

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登場順:ラリー→レミーモートン→ウェンディ→

    イギー→ロイ→ルドウィッグ

今作では7人衆全員に属性が与えられている。ラリーは木属性、レミーは闇属性など。

また、ルドウィッグが最後の7人衆として待ち構えるのは

NewスーパールイージUを含めて5作連続となる。

マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX(2015)

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登場順:ロイ&ウェンディ→ルドウィッグ&ラリー→

    イギー&レミーモートン

マリオ&ルイージRPGシリーズとしては2003年の初代以来の登場。

ゲーム内で彼らが喋るのはこの作品が初めてであり、

前述の大乱闘スマッシュブラザーズfor3DS/WiiUにて

フィギュア解説に書かれていたキャラクター設定が反映されており、

大きく変化していた一人称や喋り方も新設定として確立された。

今作では2~3人ほどの徒党編成で登場する事が多く、マリオ達に対抗したスターカードや

ダイナミックな攻撃手法などでマリオやルイージ、そしてペーパーマリオを苦しめる。

・マリオ&ソニック AT リオオリンピック(2016)

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登場している7人衆:

ラリー、ウェンディ、ルドウィッグ、ロイ

(※ルドウィッグとロイは3DS版のみ本人参戦)

これまでマリオ&ソニックシリーズにおけるクッパ7人衆の出演は

Miiに着せられるコスチュームとしてのみの登場だったが、

2016年のリオオリンピックにてついに本人たちが参加。

ただし参加したのは7人衆のうち4人のみとなっており、

イギーとレミーモートンはコスチュームとしてのみの出演にとどまっている。

ラリーとウェンディは3DSWiiUの両方で登場しているが、

ルドウィッグとロイに関しては3DS版のみの登場。

4人は特定の競技のみ操作できるゲストキャラという扱いになっており、

ラリーが馬術、ウェンディが100m自由形

ルドウィッグが卓球、ロイがビーチバレーに出場している。

ちなみにクッパJr.は本シリーズではバンクーバーオリンピックから出演しているレギュラーキャラ。

今作の3DS版では馬術走幅跳に出場。WiiU版では今まで通りすべての競技に参加できる。

・ペーパーマリオカラースプラッシュ(2016)

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登場順:モートン→イギー→ルドウィッグ→ウェンディ→

    ラリー→レミー→ロイ

この作品では7人衆にそれぞれ個別のBGMが設けられている。

本作の7人衆はとある理由で黒ペンキによって正気を失ったクッパの命令で

様々な場所に散らばったビッグペンキスターを狙っている。

ただしロイはビッグペンキスターを管理しておらず、クロクッパ城で待ち構えている。

なお、7人とも特定の場面で特定のモノカードを使用しないと倒す事ができないため、

7人衆に対して使うモノカードを把握していないと一向に勝利を掴めずに詰む。

しかもレプリカのカードで代用する事も不可能。

マリオカート8 デラックス(2017)

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ベースとなっているWiiUマリオカート8より7人全員がレーサーとして続投。

この作品ではクッパJr.も参戦し、7人衆とクッパJr.が一緒にレースできるようになった。

キャラクターセレクト画面では5段目に7人衆が綺麗に並んでおり、その並び順は

レミー、ラリー、ウェンディ、ルドウィッグ、イギー、ロイ、モートンとなっており、

左から軽い順となっている。ちなみにクッパJr.は軽量級。

性能はWiiUマリオカート8の時と異なり性能が差別化され、

ラリーとウェンディ、ルドウィッグとイギーがそれぞれ少し違う性能になり、

クッパ7人衆の全員が異なった性能を持つようになった。

クッパJr.の性能もクッパ7人衆のものとは重複していない。

今作ではゲームバランスが少しミニターボ重視に傾いたため、

バランスの頂点に君臨するマシンがハナチャンバギー、タイヤがローラータイヤになり、

最適の性能を誇るキャラクターもワルイージドンキーコング、ロイに変わっていた。

・マリオ&ルイージRPG1 DX(2017)

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クッパ軍団RPGの登場順:

ラリー→イギー→ウェンディ→モートン

ロイ→レミールドウィッグ (※本編の登場順はGBA版と同じ)

ストーリー序盤では、7人全員はクリボー達ザコキャラ達を見下していて、

自分達さえいれば事足りるという考えを持っており、他のクッパ軍団を差し置いて

7人で固まって別行動をしていた所で全員がゲラコビッツに洗脳されてしまう。

洗脳された彼らは、倒すと仲間にする事が可能。

ロイとモートンはとつげきタイプ、それ以外はえんきょりタイプ。

7人衆全員をパーティに参加させると特別なボーナススキルを発動できる。

ただし今作だと7人衆の中にひこうタイプがいないため、戦法の偏りに注意。

ストーリー本編の登場順はリメイク前のGBA版と変わっていないが、

戦闘スタイルが変化しているため、GBA版の感覚のままで戦おうとすると危険。

4番手のルドウィッグは最初から本気になってマリオ達に挑んでくるし、

ウェンディやラリーとのバトルでは倒さなければいけない制限ターン数が短くなっている。

マリオテニスエース(2018)

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クッパ7人衆本人らの登場はないが、テニスコート『オーアレ海』の背景に

NewスーパーマリオブラザーズUの時と同じデザインの7人衆の飛行船が登場する。

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL(2018)

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前作のfor3DS/WiiUに引き続き、7人全員がクッパJr.のカラーバリエーションとして続投。

今作は3DS版のように隠しキャラクターという括りになっているため、

彼らでプレイするには挑戦者として出現するクッパJr.をドルピック島で倒すか、

アドベンチャーモードの灯火の星でクッパJr.を救出する必要がある。

一部ワザの編成や特性が異なっていて別キャラクターとなっているダッシュファイターと異なり、

カラーバリエーションのクッパ7人衆は基本性能はクッパJr.と性能は変わらないが、

SPECIALにおける変更点としてクッパJr.が空中上攻撃などで出すハンマーが

クッパ7人衆を使っている時は彼らに準じた魔法の杖を出すようになった。

・マリオ&ルイージRPG3 DX(2018)

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3DXで追加されたクッパJr.視点で描かれるストーリー、クッパJr.RPGにて

クッパ7人衆が一斉に登場する。

留守番をしているレミー以外の6人がクッパJr.の旅に同行するが、

ロイの場合はクッパJr.のあまりのワガママに堪忍袋の緒が切れるなどして

諸々の理由で7人衆のみんなが次々とクッパJr.から離脱していってしまう。

このうちモートンは常にクッパJr.に寄り添ってくれていたが…?

性能は1DXの時からイギーがひこうタイプに、レミーはとつげきタイプに変更された。

ひこうタイプになったイギーはクラウンに乗って戦う。

NewスーパーマリオブラザーズU デラックス(2019)

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WiiUNewスーパーマリオブラザーズUNewスーパールイージUから続投し、

クッパ7人衆の登場する順番もオリジナル版と同じ。

今作では新要素としてプレイヤーキャラにキノピコが新しく追加されており、

キノピコクッパ7人衆と戦う事も可能。

ドクターマリオワールド(2019~2021)

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リリースされた初期はルドウィッグとウェンディの2人がドクターとして登場。

ルドウィッグは凍ったオブジェクト10個を1段階溶かすスキルを、

ウェンディはレンガブロック10個を1段階壊すスキルを持っている。

VSモードでは特徴が少し変化。ルドウィッグは相手ウイルスを2匹凍らせる能力を、

ウェンディは相手ウイルス2匹をレンガブロックに変える能力を持つ。

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2020年2月には、さらにロイとラリーが新しいドクターで登場。

ロイは1人プレイでは木箱を7個破壊、VSモードでは相手に木箱を2個送る。

ラリーはカラー木箱を7個破壊、VSでも2個送るように差別化されている。

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同じく2020年の7月末にはレミーがドクターとして登場。

1人プレイではウイルスの隠れているタルを完全に10個壊すスキルを持つ。

VSモードでは相手画面のウイルスを1匹タルに変えてしまう。

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2020年12月にはモートンが新しいドクターに登場。

1人プレイではバブルマシンや氷の扇風機を3つ壊せないブロックに変える。

VSモードでは相手のウイルスを2匹凍らせるまたはバブルウイルスに変化させてしまう。

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そして2021年1月にはドクターのイギーが登場し、クッパ7人衆が全員揃った。

1人プレイでは浮き輪ウイルスを3匹消し去るスキルを持っており、

VSモードでは対戦相手に3匹浮き輪ウイルスを送る。

なお、ドクターマリオワールドは2021年11月1日にサービス終了。

イギーが登場してクッパ7人衆全員が揃った矢先、その約10ヶ月後に幕を閉じる事となった。

マリオカートツアー(2019~2023)

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2019年10月9日開催のトーキョーツアーから7人揃って参戦。

今作ではクッパ7人衆にそれぞれスペシャルアイテムが設けられている。

レミーはシャボン、ラリーはブーメランフラワー、ウェンディはハート、

ルドウィッグダッシュリング、イギーはトリプルミドリこうら、

ロイはダブルボムへい、そしてモートンはジャンボバナナ。

7人衆のレアリティは全員ノーマルで、ドカンから出現する確率も高い。

ショップに並んでいる時は1人につき800コインと交換してゲットできる。

2021年2月24日のスノーツアー以降はレベル7が解放され、

彼らをレベル7まで上げるとスペシャルアイテムがそれぞれ強化される。

巨大化したキャラと戦うボーナスチャレンジでクッパ7人衆の誰かが出現する事もある。

これまでルドウィッグ、ロイ、イギー、ラリー、レミー、ウェンディが巨大キャラになった事があり、

その後のツアーでもそれぞれの巨大キャラと再戦する事があったが、

モートンは唯一巨大キャラとして登場する事が一度もなかった。

最下位からライバル7人を全員追い抜いて優勝を目指す大逆転レースというボーナスチャレンジでは

その対象コースが3DS ネオクッパシティGBA クッパキャッスル2、RMX マリオサーキット1、

DS キラーシップSFC クッパじょう3である場合は追い越すライバルがクッパ7人衆になる。

マリオカートツアーでは歴代キャラが様々な衣装を着た

ウルトラレアのドライバーが数多く登場している事でも有名。

そんな中でクッパ7人衆は長い事ウルトラレアが出ない状態が続いていたが、

2022年12月14日に開催されたホリデーツアー2022にてウィンター衣装のラリーが登場。

このホリデーツアーの期間中にだけゲットできる特別なキャラクターで、

ピックアップショップからは初回のみ105ルビーから交換する事ができる。

クッパ7人衆初にして唯一のウルトラレアスペシャルアイテムはコインボックス。

前方にコインを大量にばら撒き、自分で回収してコイン集めやスコア稼ぎに使える。

さらにこのラリー(ウィンター)はレベル4以上にする事で、

ボックスからコイン2枚分のあかコインを時折ばら撒く事ができるようになる。

2023年にはクッパ7人衆のMiiスーツも登場。いずれもウルトラレアに分類されている。

同年の5月に開催されたクッパツアー2023ではラリー、イギー、ロイ、ルドウィッグ

その次のMiiツアー2023ではレミーモートンMiiスーツが登場。

なお、ウェンディのMiiスーツはそこからだいぶ遅れて8月のバカンスツアーから登場した。

スペシャルアイテムはそれぞれ元のノーマルのクッパ7人衆達と同じ。

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ちなみにクッパ7人衆が参戦したトーキョーツアーからはクッパJr.も参戦している。

クッパJr.スペシャルアイテムはクッパこうら。

2020年10月のアップデート後は、レベル5以上にするとクッパこうらがサイズアップし、

今作のクッパこうらに付加されていた追尾性能もさらに上昇する。

そんなクッパJr.にも2020年8月12日のパイレーツツアーでウルトラレアの衣装違い、

クッパJr.(海賊)が登場している。当時は期間限定でゲットできるキャラクターだったが、

後に2022年2月23日のスカイツアーから恒常キャラクターになり、

それ以降はツアーギフトやメダルショップのドカンから入手できる事もある。

スペシャルアイテムは前方にボムへいを10発発射するボムへいキャノン。

レベル4以上にすると前方に掲げる大砲が2台になり、発射するボムへいも12発になる。

また、クッパツアー2023ではふうせんバトルで使えるクッパ7人衆の顔が描かれた風船が登場。

クッパツアー2023、クッパツアー2024の期間中にのみメダルショップに並び、

コース中に散らばるボーナスメダルを集めてそれぞれ70メダルずつで交換できる。

ただし7人衆の風船はそれぞれ1個ずつ別々の風船として扱われているため、

7種類をコンプリートするためにはボーナスメダルが最低でも490枚は必要。

また、このクッパツアー2023およびクッパツアー2024では

前述の海賊クッパJr.が後半週のピックアップショップから105ルビーで買う事ができる。

・マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック(2019)

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前作のリオオリンピックとほぼ同様、

7人衆のうち3人が特定の競技のみ参加するゲストとして登場。

ラリーは障害馬術、ウェンディは水泳、ルドウィッグはフェンシングに参加。

スーパーマリオメーカー2 (2020)

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4月22日の大型アップデートで、新しく追加された敵パーツとして7人一斉に登場。

3Dワールド以外の4種類すべてのゲームスキンに対応しており、

1つのコースになんと7人全員を配置する事が可能。

同じ画面に全員を登場させて一斉に対決する事も今作では実現できるようになっている。

クッパ7人衆の戦法は最近のシリーズ作品に準じたものになっており、

当時と同じ姿で登場するスーパーマリオブラザーズ3のスキンでも

モートンスーパーマリオワールド以降のように地震攻撃を使うようになった他、

ルドウィッグは魔法弾を出した後に空中で浮遊するようになっている。

スーパーマリオワールドのスキンで登場するクッパ7人衆は

いずれも新たに書き下ろされたドットに変わっている。

ちなみに今作および前作、スーパーマリオメーカー(2015)では

クッパJr.スーパーマリオワールドルドウィッグに近い戦法で戦っている。

マリオカート ライブ ホームサーキット(2020)

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プレイヤーのマリオまたはルイージに立ちはだかるライバル役として、

クッパJr.とともにクッパ7人衆全員が再び登場。

今作はレースの定員がプレイヤーを含めて5人までとなっているため、

このうちクッパJr.を含む8人の中から4人がCPUのライバルとしてレースに参加する。

通信対戦や画面分割でプレイヤーの数が増えると出現するCPUの数も減る。

7人衆とクッパJr.はいずれもマリオカート8デラックスに登場したクッパクラウンに乗って走る。

マリオカート クッパの挑戦状(2021)

マリオチームに属するプレイヤーと対峙する事になるクッパのチームの一員として7人衆が登場。

マリオカート8でも使っていたスケルトンに乗ってプレイヤー達を邪魔してくる。

マリオゴルフスーパーラッシュ(2021)

ストーリーモード『マリオ世界を冒険』の序盤で参加するトーナメントで、

参加している選手のリストの中からクッパ7人衆それぞれの名前が確認できる。

ただし彼らと直接対決する事はできず、

プレイヤーが対峙する相手は前半9ホールがテレサキノピオ

決勝ラウンドの後半9ホールがピンクヨッシーとブル。

マリオカート8デラックス コース追加パス(2022,2023)

2022年12月8日のコース追加パス第3弾配信のアップデートで

スピンやクラッシュをした後の無敵時間がキャラクターごとに変わるようになり、

この当時は軽いキャラほど無敵が長く、重いキャラほど無敵が短くなっていた。

続いて2023年3月9日の第4弾配信のアップデートでステータス調整が施され、

クッパ7人衆では元々速かったロイとモートン以外の5人がスピード値の強化を授かった。

中でもラリー、ルドウィッグ、イギーはスピードに加えてミニターボ値も上がっている。

また、7人衆の傍らでクッパJr.もスピード値が少し強化された。

他にも多くのキャラ、マシン、タイヤに大規模なステータス調整が行われた事で

ゲームバランスの頂点に君臨するカスタマイズも以前から大幅に変化。

ワルイージドンキーコング、ロイが一概に最強格という訳ではなくなり、

イギー、ルドウィッグ、ラリー、ウェンディ、レミークッパJr.も活躍しやすくなった。

ところが7月12日の第5弾配信のアップデートでは中量級以下が猛威を振るい始めた反動で

主に中軽量のキャラクターの無敵時間の値が下げられる事になった。

ラリー、ウェンディ、クッパJr.の無敵値が短くなり、逆にロイとモートンは無敵時間が延長。

イギー、ルドウィッグレミーは変化なしで、これにより無敵時間の長さは以下の通りとなった。

レミー=モートンクッパJr.=ロイ>ラリー=ウェンディ=イギー=ルドウィッグ

11月9日の第6弾配信のアップデートでは被弾後の無敵時間自体が底上げされた事で

無敵値は第5弾の時と同じながらも以前ほど立て続けに被弾する事はなくなった。

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・新録に伴う声優の変更(2009→2014)

クッパ7人衆に初めてゲーム内でボイスがつくようになったのは

2009年のNewスーパーマリオブラザーズWii

レニ・ミネルラ氏、マイク・ヴォーン氏、ダン・ファルコーネ氏の3名が

彼らの声を担当していた。ロイを担当していたダン・ファルコーネ氏以外は1人複数役。

この当時に録音されたボイスは嬉しそうな声がほとんどなかったという事から、

マリオカート8では参戦するにあたって7人衆全員の声が新しく録り直された。

この録り直しにあたり、7人衆のほとんどの声優が一新されている。

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(※敬称略)

ラリー:

レ二・ミネルラ → ミシェル・ヒッピー

モートン

レニ・ミネルラ → デイビッド・コーク

ウェンディ:

レニ・ミネルラ → アシュリー・フラナガン

イギー:

マイク・ヴォーン →ライアン・ヒギンス

ロイ:

ダン・ファルコーネ → ダン・ファルコーネ(変更なし)

レミー

レニ・ミネルラ → カーリー・マクマナス

ルドウィッグ

マイク・ヴォーン → デイビッド・J・ゴールドファーブ

新録に伴い、それぞれの声のイメージも少し変化している。

モートンはレニ・ミネルラ氏の声を加工していたボイスだったものが

新録ではデイビッド・コーク氏による男前なボイスに変わった。

ロイはNewスーパーマリオブラザーズWiiと同じダン・ファルコーネ氏が続投している。

以降はマリオカート8の新録後のボイスで登場していれば、

NewスーパーマリオブラザーズWii当時のボイスを使用している場合もある。

 

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現在のシリーズではクッパの子供はクッパJr.かつ唯一の息子となっており、

2009年以降の新設定よりクッパ7人衆はクッパの子供達ではなくなっています。

コクッパ」という単語も公式では一切使われる事がほぼなくなりました。

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また、スマブラDXスマブラXにおけるクッパの解説文でも子供設定の変化が見られ、

2001年のDXでは「そんなクッパも7人のこどもがいる。」と書かれていたのが、

2008年のXでは「ひとり息子のクッパJr.はやはりマリオに危害を加える。」になりました。

その後、元「7人のこども」と「ひとり息子」が一斉に参戦するとは誰が予想した事か