-最後の『前回までのあらすじ』-
ひょんな事から蘇ったポポとナナ、
蘇ったからにはと言わんばかりにすぐさまいつもの暴動に出るも…、
ピーチやロイ達の前ではもはや敵ではなく、成す術なく敗北。
ポポもナナも、とうとう降参。
そして、彼らがこれまで暴れていた真の理由とは…?
ポポ
「最後に1つだけ…不満たらたらで長い間暴れていた理由を話させてくれ…。」
「ん? 単にリストラやDLC復活できなかった事が不満だった訳じゃないんだね?」
ポポ
「『そりゃそうじゃ』だよ。オーキドじゃないけどさ。
ボク達は大乱闘スマッシュブラザーズDXで初めて大乱闘の舞台に参戦した。
ナナと一緒に色んなゲームのライバル達と戦える、そんな新しい人生は楽しかった…。」
「そういえば、スマブラDXでは一緒に乱闘したよね。懐かしいなあ。」
ナナ
「私達はWiiのスマブラXでも続投したの。新しいステージで新しいライバルと、
ポポと一緒に戦えるのが幸せだったわ。…これからも戦い続けると思っていた。」
ロイ
「あれ? そこまではクッパやピーチ姫、マルス達と同じように続投していたんだね。」
「…という事は、forで消えたのか。原因は3DSの容量の問題だったらしいが。」
ナナ
「DX、Xって2連続で参戦してたのに…肝心のforで…。
何が辛かったって、私達がamiiboになれないのが一番辛かったの。」
ポポ
「それが辛くてずっとイライラしていた、それでこんなに暴れてしまったんだ。」
ナナ
「でも、結局暴れていても何も変わらないって分かった。
このまま第8期以降をやっても同じサイクルの繰り返し、全然面白くない。
だからってamiiboが出る訳でもないわよね。」
「まあ、ストーリーもマンネリ化する一方だね。だから今シリーズでおしまいって事か。」
ポポ
「三次元の世界では、ボク達の立体フィギュアが出る事はまずなかった…。
あっても単色の消しゴムぐらい。だからボク達はスマブラで、2人でamiiboになりたかった、
貴重な立体フィギュア兼FP(フィギュアプレイヤー)として色んな人達と育ちたかった…。」
ナナ
「新・光神話パルテナの鏡みたいに3DSかWiiUで新作が出ないかな…とも思った、
だけどそういったチャンスも訪れなかったわ。フィギュア化にだって全然恵まれない…。
あぁ…もう一生amiibo化できないのかしら…。」
ロイ
「そうか…アイスクライマーはレトロゲームからの出演だったよね。
ピット達はもちろん、ロボットやダックハント達の事も羨ましかったんだろうな。」
ポポ
「だから、専用のシリーズでamiiboになったクロムやこどもリンクが、
ボク達には羨ましくてしょうがないんだ…。うっ…うっ…。」
「あー、泣いちゃった…。そんなにamiiboが出ないのが悔しかったのか。」
「それじゃあ、このシリーズもそろそろ終わりかな。第8シリーズはないと思うけど、
また不満でもあったらボク達の所においで。時々相談室をやっているから。」
「では、さらばだ。いつかニンテンドースイッチで、次は本来の姿で会える事を願って…。」
ロイ
「またね。どこかで会…」
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「みんな、ちょっと待って!」
「ルイージ! 急にどうしたんだい!?」
「ポポもナナも逃がすなんて甘いよ、みんな!」
「ポポもナナも7シーズンに渡ってずっと暴れてきたんだよ?
こんなヤツらは、もうちょっとだけ苦しめてやらなくちゃ!」
「…ルイージ!! お前まさか!?」
「そうよ!そのまさかよ!!」
「さよなら、リストラ特戦隊!!」
ポポ
「うわああああああああああ!!」
ナナ
「きゃあああああああああああ!!」
スポッ! スポッ!
「さて、この危険なふたりをこんな近くで処分するわけにはいかないな。
もっともっと遠く、『この世界』からはるか遠い次元のかなたまで…。」
これで、リストラ特戦隊のお話は、おしまい!
-THE END-