それは第6期から1年経ったある日からのお話…
第6期最終話の後、ポポとナナの絶命を知ったミュウツーは、
ドクターマリオやロイと一緒に彼らのお墓を建てる事にした。
お墓を建てた場所はルイージマンション。
昨シーズンでぐちゃぐちゃにされた体もこのお墓に眠っている。
それから1年経ったある日、ルイージマンションでトラブルが起きた!
レース大会が開かれていた最中、コントロールを失ったピーチ姫が
ポポとナナのお墓にクラッシュしたのだ。お墓は粉々に崩れた。
クラッシュしたピーチ姫は幸いにも軽いケガで済んだが、
崩れたお墓の下では姫が持っていた魔法の力が少しこぼれていた。
…それが物事の始まりだったのだ。
「ウルフもアイスクライマーに操られていたのか。大変だったね。」
ウルフ
「あぁ、2年もあんなヤツらに操られるなんて、まったく情けないぜ。」
「ポケモントレーナー共々しばらく行方不明になっていたが、見つかったのは何よりだ。」
「あ、ロイだ。どうしたんだい?」
ロイ
「緊急事態だ! こんなタイミングで
アイスクライマーが蘇ったみたいだよ!」
「何!? 1年前に例のお墓に埋葬していたアイツらが!?」
「マズイネ! ボク達の居場所を見つけてまた暴れるぞ!」
ウルフ
「つくづく厄介なヤツらだ! せめて蘇るタイミングがもう少し遅ければな…。」
ロイ
「…待てよ、でもこれで彼らの暴動も最後だろうね。記事のタイトルを見てごらん!」
「本当だ! 『さよならリストラ特戦隊!』になっているね!」
「ならば、泣いても笑ってもこれが最後の戦いだ!
ドクターマリオ、お前はピーチ姫のケガを治す事に集中しろ、ヤツらは私とロイで倒す!」
ポポ
「ドクターマリオにミュウツーにロイ! 去年はよくもーー!!」
ロイ
「やっぱりやってきたね、本当に懲りないなあ。」
ナナ
「地獄でクッパに負けて魂だけになってた時は
本当に苦しかったのよ! あんた達に分かる!?」
ポポ
「そんな魂だけの生活を1年も過ごしてきたんだよ! あー辛かった!」
「話なら聞いている。それはお前達の自業自得だ!」
ナナ
「えぇーーい! 最後のシーズンだからって手加減なしよ、やっておしまい!」
ポポ
「ウルアァァァァ!!」
ロイ
「甘い!」
ナナ
「ローリングソードタックル!!」
「まるで成長していない…。」
「それは攻撃かね? 一押しが足りんよ…君の弱さは失礼だと思うのだが?」
ポポ
「カチーーーン!! こうなったら最終奥義でーー!!」
???
「ここは私に任せておいて!」
「ピーチ姫!? そんな治ったばかりの体で大丈夫か?」
ピーチ
「大丈夫! まあ見てなさい。」
ペチッ!
ペチッ!
ピーチ
「はい、おしまい!」
「すごいや! もうノックアウトだ!」
ウルフ
「な…なんて姫だ、ビンタ一発で倒しやがった。」
ロイ
「さあ、もう君達に逃げ道はもうないよ! 降参する? それとも…?」
ポポ
「も…もう分かった! 降参するよ。」
ナナ
「もう…こんな暴動を起こしたって何も変わらないって分かった。」
ポポ
「最後に1つだけ…不満たらたらで長い間暴れていた理由を話させてくれ…。」
「ん? 単にリストラやDLC復活できなかった事が不満だった訳じゃないんだね?」
ポポとナナが語った、これまで暴動を起こしていた真の理由とは…?
次回、シリーズ完結! 悪く言えば打ち切りよ。
-TO BE CONTINUED-