-前回のあらすじ-
リストラ特戦隊・ポポ、ナナ、ポケモントレーナーの3人は
リュカとカムイに敗れて萎えていた所に
ドクターマリオとロイに遭遇。
しかし戦いを挑んで早々、ポケモントレーナーがロイに倒され、
ポポとナナもドクターマリオの罠にかかり
球体型のポッドに閉じ込められてしまい、
さらにその後2人はポッドごと圧縮させられてしまう。
圧縮されてからもそこに偶然いたベヨネッタによって
ポポとナナはさらにコテンパンにされる。
ポッドが完全に潰されているから彼らは脱出もできない。
さすがにこれを不憫に思ったドクターマリオとロイは
お情けとしてポポとナナを助けてあげようと考えた。
…とドクターマリオ達が思っていたのもつかの間、その直後に
ベヨネッタが完全にトドメを刺してしまったのであった!!
アイスクライマーの2人・ポポとナナは死亡。
彼らが去って行った先は天国か、はたまた地獄か…。
ポポ
「うーーん…。」
ナナ
「ここは…どこ…。どうなっているの!? 私達…また死んじゃったの?」
ポポ
「ここは…、」
ポポ
「地獄だ!! ここは地獄だ!!」
ナナ
「そんなーー!! 地獄に落とされるなんてーー!!」
「はぁ~あ、何か面白い事でもないものかなぁ…。」
ポポ
「クソヤローーー!!」
「DOOOOOOR!?」
「アイスクライマーー!! 貴様、急に何をするのだーー!!」
ポポ
「クッパ、貴様ーー!! よくも僕達を地獄に落としやがって!!」
「いや、ワガハイ適当にこの地獄にお邪魔しに来ていただけで
地獄に突き落とした事など全然関係ないんだが!?」
ナナ
「そもそもあんた、なんで死んでもいないハズなのに地獄に来ているのよ!」
「それはだな…、ワガハイは今まで3回も死んでいるから
3回目に死んだ時に今世と来世を行き来できる方法を教えてもらっただけなのだ。
もちろん、今はバッチリ生き返っておるぞ。」
ナナ
「あんただけ生き返って新作のスマブラに参戦して!!
しかもamiiboまで出してもらって!! 生意気なヤツね!!」
「やれやれ、きっと誰かが言うと思っていたぞ。amiibo云々の事をな。」
ポポ
「参戦したお前達ばっかりamiiboを出してもらって! 生意気なんだよ!!」
「うん? 全然痛くないぞ。」
ポポ
「チクショーーーーー!!」
ポポ
「とにかく俺達・アイスクライマーの身にでもなってみろ!!
3DSのスペックのせいで参戦させてもらえなかったうえに
amiiboまで出してもらえていないんだぞ!!
しかも俺達はレトロ枠、フィギュア化自体厳しいってのに!!」
ナナ
「分かる!? これがどんなに惨めで辛いかって事を!!」
「あ~、お前達が長きに渡って懲りずに反逆に出ている原因はそれだったのか、
よ~く分かったぞ。執念深さだけは大したものだ。」
ポポ
「だーかーらァァァァーーー!!手加減して戦って
まず俺達を生き返らせろってんだーー!!」
「手加減って何だ? しかしお前達体温低いな…。」
ナナ
「ポポを攻撃している間がチャンス…!!」
ナナ
「そこよ!!」
ガシッ!
「かかったな、アホが!!」
ナナ
「シュワット!! どうして分かったのよ!?」
「全部聞こえていたぞ、マヌケが!!」
ビターーーンッ!!
ナナ
「ポポ…私の分も頑張って…、さよなら…。」
ポポ
「ナナーーーー!!」
「その程度で肉体を失うとは想定外だったわい…、ずいぶんと弱体化しおって…。」
ポポ
「許せない…許さない…!!」
ポポ
「ええーーい、コンチクショーーー!!」
ゴッ!!
バタッ…
「ば…馬鹿な…。こ…このワガハイが…、ポポごときに…。」
ポポ
「ひょ!? …という事は…。」
ポポ
「勝った!! オレやったよ、ナナ!!」
ポポ
「イェーーイ!! これでまずは生き返れるぞ!!」
ガシッ!
ポポ
「ハッ!! しまった!!」
「グフフ…、残念だったな。
ワガハイにトドメを刺すまでが遠足、そうだろう?」
ポポ
「ま…待て! この卑怯者が!! 死んだふりでこのオレを…」
ビターーーンッ!!
ポポ
「見事にだまされました☆」
この始末☆
はてさてこの先どうなります事やら☆
-THE END-