リュカ
「んん~…。」
「どうした、リュカ?」
ロイ
「久しぶりに難しそうな顔をしているね…。どうしたんだい?」
リュカ
「どうやら悪いヤツらが3人ほどこの基地に迫ってきている、そんな感じがしているんです…。」
「悪いヤツら…? 3人…?」
ロイ
「ま…まさか! この前倒したばかりのリストラ特戦隊!?」
そもそもリストラ特戦隊とは…、スマブラ3DSの発売後に
ロイ、リュカ、アイスクライマー、ウルフといった
5人のリストラ勢から結成された参戦勢に対する反逆戦隊である!
結成以降、特戦隊はスマブラに参戦したファイター達を恨んで
幾度となく暴れまわっていた。
しかし結成翌年の15年4月、リュカが特戦隊を卒業。
さらにその2ヶ月後には初代隊長であったロイまで離脱。
以降はポポとナナとウルフの3人だけで暴れまわり、
戦いの度にDLC復活を企むようになってきたが…、
最終的には3人ともあっけなく倒され、DLC復活は失敗に終わった。
「まったく…あの特戦隊、また我々に襲いかかろうとしているのか…。
ロイにリュカ、お前達は現役時代にこんなに幾度と我々に襲いかかろうとは思っていたのか?」
ロイ
「いや、全然だね。1回で諦めるつもりだったね。」
リュカ
「それなのにそれなのに…、初代隊長のロイが離脱してから
特戦隊は好き勝手に(!?)暴れているんですね…。」
「あぁ…まいった…。アイツらまだ反逆をやめる気がないのか…。」
ロイ
「やれやれ…、こんなに困ったヤツらになるなんて思わなかったな…。」
リュカ
「とにかくボクがカムイと一緒に暴動を止めてきます!」
カムイ
「敵はリストラ特戦隊って連中か…。彼らの好きにはさせないぞ!」
リュカ
「リストラ特戦隊はこっちに向かってきていますね。すぐに倒してきます!」
ピシュンッ!!
「リュカ、カムイ、頼んだぞ!」
カムイ
「ここにリストラ特戦隊の3人がいるのかい?」
リュカ
「もうすぐ来ますよ…。ほら、来ました!」
ポポ
「よう。また会ったな、リュカ!」
ナナ
「Xのリストラ勢からあんただけ復活して調子こいて! 生意気ね!」
?????????
「おのれ、リュカめ! この俺様を差し置いて参戦しやがって!!
貴様だけは絶対に許さん!!」
リュカ
「ポケモントレーナー!? なんであんたが特戦隊に!?」
「そんなどうでもいい事を話している暇はない。とにかく、お前の後ろの銀髪の男は誰だ!」
カムイ
「僕はカムイ。ファイアーエムブレムifの主人公だ。
1つにはこの僕が入ったんだ!」
ポポ
「カチーーーン!! 怒っちゃったもーーん!!」
ナナ
「これじゃ私達全然入れないじゃない!! カムイも嫌い!」
「はぁ!? お前の参戦は次回だろうと思っていたらコレかよ!」
カムイ
「口が悪い連中だね…。前からこうなのかい?」
リュカ
「以前にロイと一緒に戦った時からそうでしたよ。」
リュカ
「特戦隊現役時代はこんなにネチネチした連中になるなんて
ちっとも思っていなかったよ…。
ポケモントレーナーもね、『ボクが復活参戦してからも
ずっと友達だよ』ってあの時そう約束していたのに
そっちから裏切ってくるなんてねぇ…。」
「ふん! 俺にひざまずいて詫びるんなら仲間にしてやってもいいんだぞ?」
リュカ
「お前から裏切ってきたんだろうが!!」
リュカ
「そのクセして偉そうな口を叩くな!!」
「クソマァーー!!」
ポポ
「ポケモントレーナァァァァァーー!!」
ナナ
「何やってんのよ、ポポ! ポケトレがやられちゃったじゃない!!」
ポポ
「あぁ!? 俺のせいかよ!! これはリュカが勝手にだな!」
カムイ
「この2人がアイスクライマーだね? …こんなに仲悪かったっけ?」
リュカ
「いや…ボクが未熟者のヘタレだったスマブラX時代は仲良しだったと思いますが…。」
リュカ
「というか、今がチャンスですよ!
喧嘩しているから2人は無防備です!!」
カムイ
「そうか…! すぐに片付けよう!」
カムイ
「これでくたばれ!!」
ビリビリビリ!!
ポポ
「アアァァァァァーーー!!」
ナナ
「結局あんたの不注意じゃなーーーい!!」
-第2話に続く…-